平成25年3月11日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

 県内経済は、個人消費は全体として底堅く推移しているものの、製造業で円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

スマートフォン向け製品等の生産が底堅く推移しているものの、総じて海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比11.4%減、同8.4%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲5.8から18.6となった。

建設業

公共投資は前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比23.0%減、同51.5%増となった。3か月先の業況見通しDIは、前月から引き続き▲18.8となった。

小売業

惣菜や季節家電等の売れ行きが底堅く推移している。

売上高は前年同月比2.3%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲44.4から▲25.9となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が伸び悩んだものの、運輸業で貨物取扱が堅調に推移している。

売上高は前年同月比3.0%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲17.9から14.3となった。

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