平成25年5月13日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

県内経済は、個人消費は全体として底堅く推移し、公共投資が増加傾向にあるものの、製造業ではこれまでの円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

 底堅く推移している製品が一部あるものの、総じて海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比8.8%減、同6.5%減となった。3か月先の業況見通しDIは、9.3から24.4となった。

建設業

各種経済対策などにより、公共投資は前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比10.3%増、同13.3%減となった。3か月先の業況見通しDIは、前月から引き続き12.5となった。

小売業

一部店舗で来客数が落ち込んだものの、総じて底堅く推移している。

売上高は前年同月比1.8%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲14.8から▲29.6となった。

サービス業

旅館・ホテル業はほぼ前年同月並みの売上を確保し、運輸業で貨物取扱が堅調に推移している。

売上高は前年同月比4.9%増となった。3か月先の業況見通しDIは、14.3から10.7となった。

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