平成23年11月11日
企業活性化・雇用緊急対策本部(産業政策課)

概況

県内経済は、東日本大震災の影響が解消しつつあり、持ち直しの動きが続いているものの、一部の製造業で海外需要の落ち込みや円高による影響がみられる。

主な業種 状況
県内経済動向調査結果(平成23年9月分) 

製造業

震災の影響から持ち直しの動きが続いているが、電気機械を中心に海外需要の落ち込みや円高などによる影響がみられる。 生産額、受注額はそれぞれ前年同月比5.5%減、同5.1%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 1.2から ▲19.0となった。

建設業

公共投資が依然として前年度割れとなっており、全体として弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比5.1%増、同12.7%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、前月から引き続き ▲37.5となった。

小売業

地上デジタル放送への完全移行による対応商品の駆け込み需要が終了し、売上が減少した。売上高は前年同月比7.4%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲26.9から ▲19.2となった。

サービス業

婚礼や宴会部門が落ち込んだものの、宿泊部門が持ち直している。

売上高は前年同月比1.5%増となった。3ヶ月先の業況見通しDIは、前月から引き続き ▲21.4となった。