平成22年10月13日
産業政策課

概況

県内経済は、依然として厳しさが残る中、製造業を中心に持ち直しの動きが続いている。ただし、昨今の急速な円高等により、今後の景気見通しに対しての懸念が高まっている。

主な業種 状況
県内経済動向調査結果(平成22年8月分)

製造業

持ち直しの動きが続いている。ただし、今後の受注動向の悪化が懸念される。生産額、受注額はそれぞれ前年同月比22.5%増、同26.3%増となった。3カ月先の業況見通しDIは▲4.7から▲27.9となった。

建設業

公共工事の減少により弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比81.9%増、同51.0%増となった。3カ月先の業況見通しDIは▲18.8から▲37.5となった。

小売業

猛暑の影響により家電の売れ行きが好調である。売上高は前年同月比2.0%増、3カ月先の業況見通しDIは▲21.4から▲35.7となった。

サービス業

運輸業で回復の動きが見られる。売上高は前年同月比6.7%増、3カ月先の業況見通しDIは▲5.7から▲17.9となった。