平成24年9月14日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

県内経済は、個人消費や自動車関連産業などが堅調に推移しているものの、一部製造業では円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

精密機械や自動車関連を中心に堅調に推移しているが、電気機械を中心に海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比6.9%減、同5.1%減となった。3か月先の業況見通しDIは、3.5から4.7となった。

建設業

公共投資が4か月連続で前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比8.8%増、同54.8%増となった。3か月先の業況見通しDIは、6.3から0.0となった。

小売業

飲食料品で惣菜の売れ行きが堅調に推移しているものの、家電品で薄型テレビ等の低迷が続いている。

売上高は前年同月比9.3%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲26.9から▲15.4となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも貨物運送が堅調に推移している。

売上高は前年同月比0.7%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲10.7から32.1となった。