平成24年2月13日
企業活性化・雇用緊急対策本部(産業政策課)

概況

県内経済は、一部の製造業で海外需要の落ち込みや円高による影響がみられ、持ち直しの動きに一服感が見受けられる。

主な業種 状況
県内経済動向調査結果(平成23年12月分) 

製造業

自動車関連で持ち直しの動きが続いているが、電気機械を中心に海外需要の落ち込みや円高による影響がみられる。 生産額、受注額はそれぞれ前年同月比3.4%減、同4.7%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲28.6から ▲10.8となった。

建設業

公共投資で一部活発な動きがみられたものの、全体として弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比32.0%増、同10.9%増となった。3カ月先の業況見通しDIは、前月から引き続き ▲37.5となった。

小売業

家電品で薄型テレビ等の駆け込み需要の終了から低迷が続く売上に幾分改善の動きがみられる。売上高は前年同月比0.5%増となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲50.0から ▲46.2となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しているほか、婚礼や宴会部門でも持ち直しの動きがみられる。

売上高は前年同月比6.4%増となった。3ヶ月先の業況見通しDIは、 ▲39.3から ▲3.6となった。