平成24年12月13日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

 県内経済は、個人消費は全体として底堅く推移しているものの、製造業で円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

スマートフォン向け製品等の生産が堅調に推移しているものの、総じて海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比11.4%減、同11.3%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲10.5から▲19.8となった。

建設業

公共投資が2か月ぶりに前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比66.8%増、同18.1%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲43.8から▲31.3となった。

小売業

飲食料品の惣菜や家電品の白物家電等の売れ行きが堅調に推移しているものの、一部に弱めの動きがみられている。

売上高は前年同月比3.4%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲14.8から▲44.4となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも貨物取扱が堅調に推移している。

売上高は前年同月比21.8%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲14.3から▲28.6となった。

ダウンロード