平成25年1月15日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

 県内経済は、個人消費は全体として底堅く推移しているものの、製造業で円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

スマートフォン向け製品等の生産が底堅く推移しているものの、総じて海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比11.9%減、同7.9%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲19.8から▲17.6となった。

建設業

公共投資が2か月連続で前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比16.9%減、同7.3%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲31.3から▲25.0となった。

小売業

惣菜や白物家電等の売れ行きが底堅く推移しているものの、一部に弱めの動きがみられている。

売上高は前年同月比2.0%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲44.4から▲51.9となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも貨物取扱が堅調に推移している。

売上高は前年同月比4.3%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲28.6から▲17.9となった。

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