平成24年8月10日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

県内経済は、個人消費や自動車関連産業などが堅調に推移しているものの、一部製造業では円高等の影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が懸念される。

主な業種とその状況

製造業

自動車関連や一部の精密機械が堅調に推移しているが、電気機械を中心に海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比6.1%減、同8.6%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、12.9から3.5となった。

建設業

公共投資が3カ月連続で前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比34.6%減、同5.6%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、▲6.3から6.3となった。

小売業

飲食料品で惣菜の売れ行きが堅調に推移しているものの、家電品で薄型テレビ等の低迷が続いている。

売上高は前年同月比4.0%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、▲11.5から▲26.9となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも自動車部品などの輸送が堅調に推移している。  

売上高は前年同月比12.0%増となった。3カ月先の業況見通しDIは、17.9から▲10.7となった。