県内経済動向調査結果（平成２３年１１月分）

平成２４年１月１６日

企業活性化・雇用緊急対策本部（産業政策課）

概況

県内経済は、一部の製造業で海外需要の落ち込みや円高による影響がみられ、持ち直しの動きに一服感が見受けられる。


主な業種	状況
製造業	自動車関連で持ち直しの動きがみられるが、電気機械を中心に海外需要の落ち込みや円高による影響がみられる。生産額、受注額はそれぞれ前年同月比２．２％減、同３．５％減となった。３カ月先の業況見通しＤＩは、 ▲２７．４から ▲２８．６となった。
建設業	民間投資の増加が一部でみられるが、公共投資は減少傾向にあり、弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比６８．１％増、同３０．１％増となった。３カ月先の業況見通しＤＩは、前月から引き続き ▲３７．５となった。
小売業	家電品で薄型テレビ等の駆け込み需要終了により売上が減少している。売上高は前年同月比６．６％減となった。３カ月先の業況見通しＤＩは、 ▲４２．３から ▲５０．０となった。
サービス業	旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しているものの、婚礼や宴会部門が落ち込んでいる。売上高は前年同月比１．７％増となった。３ヶ月先の業況見通しＤＩは、 ▲４２．９から ▲３９．３となった。