平成24年10月15日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

 県内経済は、個人消費や自動車関連産業などが堅調に推移しているものの、一部製造業では円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

スマートフォンや自動車関連を中心に堅調に推移しているが、電気機械を中心に海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比10.4%減、同10.5%減となった。3か月先の業況見通しDIは、4.7から▲7.2となった。

建設業

公共投資が5か月連続で前年同月を上回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比29.3%減、同5.7%減となった。3か月先の業況見通しDIは、前月から引き続き0.0となった。

小売業

 飲食料品で惣菜等の売れ行きが堅調に推移しており、家電品でも季節家電が好調だったことから、比較的堅調な動きがみられている。

売上高は前年同月比2.3%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲15.4から▲11.5となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも貨物運送が堅調に推移している。

売上高は前年同月比9.9%減となった。3か月先の業況見通しDIは、32.1から▲10.7となった。