農村関係人口の拡大に向け、秋田版「半農半X」成果報告会を開催

 秋田県では、地域外から農山漁村に滞在し、自分の仕事等を継続しながら農林漁業に携わる“秋田版「半農半X」”による地域活性化の可能性について、令和3年度から7年度までの5年間、県内9地域において実証調査を行いました。

 その内容と成果を広く共有し、農村関係人口の拡大につなげていくことを目的に、2026年3月19日(木)に県庁第二庁舎にて成果報告会を開催しました。

 報告会には、県内の自治体や企業の関係者、取り組みに関心のある個人のほか、県外自治体、農水省職員等からのアーカイブ動画の視聴への申し込みを含め、約80人が参加しました。

 報告会では、秋田版「半農半X」の取り組みから得られた成果等の報告や、中間支援組織、受け入れ農家、体験参加者を交えたトークセッションを実施し、その取り組み価値などについて理解を深めました。

 今後は、実証から次のステップとして、半農半Xを入り口とした農村関係人口創出の取り組みの定着や、企業と農山漁村とのマッチングを促進し、地域の活力創出と活性化を図っていきます。

 

報告会全体

 

 【プログラム】

  (1)成 果 報 告   秋田版「半農半X」成果報告 (秋田県農山村振興課) 

  (2)トークセッション  半農半Xの取組価値から考える、「農村関係人口」と秋田の可能性!

                モデレーター:田野倉 正規 氏 (カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 地方創生事業開発部) 
                 パネリスト:佐藤 公 氏(株式会社ロンド)
                       金岡 憲吾 氏(株式会社See Visions)
                       須田 貴志 氏(株式会社権右衛門)
                       渡邊 琳太 氏(五城目町「半農半X」参加者)

 

成果報告

【成果報告】 

 秋田版「半農半X」の5年間の実証内容と成果、課題などについて、秋田県農山村振興課より報告。

成果報告資料はこちら → 秋田版「半農半X」成果報告資料

 〇 9地域で97名が参加し、参加側、受入地域(農家)側それぞれのメリットや、移住者、関係人口、地域貢献の動きなどの成果があった
 〇 取組のパターンも様々考えられ、地域に応じて目的や対象を明確にし取り組むことで、定着につながるのではないか

 

トークセッション

【トークセッション】

 

 それぞれの立場から半農半Xの取り組み価値や今後の展開について意見交換。

 〇 より地域に入り込む体験により、交流、再訪、関係人口につながっている
 〇 農村に人が来てくれることにより、農家が多様な個性、経験、視点に対応することで成長できる。単なる労働力確保だけでなく、新しい知見を得られる
 〇 半農半Xは農業に関わることへのハードルを下げ、自身の仕事の経験も貢献できるという点が魅力的であり、取り組み価値でもある