平成20年度第2回「秋田県農地・水・環境保全向上対策に関する検討委員会」
コンテンツ番号:3441
更新日:
平成20年11月6日大仙市四ツ屋地区において、第2回「秋田県農地・水・環境保全向上対策に関する検討委員会」が開催されました。
本委員会は、秋田県の農地・水・環境保全向上対策の計画的かつ効果的な実施のため、活動組織の取組の評価及び指導、助言等を行うもので、今回は大仙市四ツ屋地域で共同活動を実施している「四ツ屋地区環境保全会」の活動状況の視察と、同会のメンバーとの意見交換を行いました。
まず、保全会の佐藤副会長の案内により、遊休農地を活用した花の植栽、間伐材を利用した水路の補修、農道や水門の補修等の状況について、活動区域を歩きながら視察を行いました。水路の補修については、当日もリースした重機を使用した作業が行われていました。この対策により、ほ場整備の地区外で崩壊が著しくなっている水路の補修が可能となり、大変助かっているとのことでした。
続いて、四ツ屋公民館へ移動し、意見交換を行いました。構成員として参加している四ツ屋小学校校長の小松さんは「特色ある学校を目指しており、水と農地がテーマのこの対策には両手を挙げて参加し、ベゴニアの植栽管理や生きもの探検隊等の活動を行っている」と子供たちの活動状況について説明しました。また、四ツ屋地区老人クラブ会長の藤田さんは「会員は非常に喜んで参加していて、老後の生きがいを感じており、今後もできることを協力して充実した活動を行っていきたい」と感想を述べました。
委員からは「広い地域をたばねていくのは大変なこと。各団体がタイアップしてよくやっている」、「小学校や保育園の子供が自然に親しめる活動は大変すばらしい」、「団体、年代を超えた縦につながった交流ができている」などの感想が聞かれました。
今後本検討委員会では、県内の活動状況等を踏まえ、その効果等について評価を行っていくこととしています。