令和2年9月28日(月)に、秋田県立大学の学生43名が北秋田市へ現地研修に訪れました。

 農業農村整備事業について、北秋田地域振興局農林部農村整備課より説明いたしましたので、ご紹介します。

 

 はじめに北秋田市本城の「本城頭首工」の現地研修を行いました。頭首工とは農業用水を河川から取り入れるために、河川をせき止めて水位を上昇させ、水路に流し込む施設のことです。なんとなく見たことはあっても、その役割や仕組みについてはあまり知らなかった方も多いと思います。本頭首工は一級河川米代川水系阿仁川に築造されたもので、巨大な農業水利施設に迫力を感じられたかと思います。

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              本城頭首工                   現地研修のようす

 

 次にほ場整備事業が平成28年度に完了した「本城地区」へ移動しました。先ほどの本城頭首工から取水した用水を水源とする地区です。ほ場整備を行うことにより、農地の大区画化のみならず、汎用化により水稲以外の高収益作物(野菜、花き等)も作付けできるようになった地区です。

 耕作放棄地が減少する効果について質疑応答がなされるなど、よい学習になったかと思われます。

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            本城地区(ほ場整備)                 現地研修のようす

 

 今回の現場学習を通じて、農業農村整備に少しでも興味を持っていただければ幸いです。遠いところお疲れ様でした。