由利管内のため池水位観測システムの導入事例を紹介します。
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本荘大堤ため池の周辺には住宅が多く密集しているため、由利本荘市子吉土地改良区の管理の元、常に防災への意識が向けられています。そのため、ため池を安全に管理するため、令和3年度より本荘大堤ため池ではため池水位観測システムを運用していますので紹介したいと思います。
ため池の背後は住宅地となっています。
水位センサーは取水塔に取り付けられています。
水圧を感知するセンサーにより水位を観測します。
現在の水位だけでなく、1か月単位、1日単位での水位の変化をグラフで確認することができます。
水位を知りたいときは、遠隔でもメールにより情報を得ることができます。
また、一定の水位を超すと自動でメールが送信されるようになっています。
今年度はまだ大雨等による著しい水位の上昇はなく、メールがきた事例はないそうです。