平成30年9月9日(日)、近年の豪雨災害の頻発化・激甚化を踏まえ、雄勝郡羽後町堀内地区において防災訓練が羽後町土地改良区の主催で行われました。

 今回の訓練は、羽後町堀内地区の住民29名のほか、羽後町、消防署、消防団、警察署、ため池管理者、県の関係者合わせて64名が参加しました。

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 大雨で後福島ため池が決壊する危険が高まったことを想定し、町の防災無線により、ため池下流の堀内地区の住民に避難勧告が伝えられ、消防署・消防団が集落を巡回して避難を呼びかけました。

 

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 小雨が降る中、住民は徒歩で堀内集会所まで避難しました。

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 ため池管理者の羽後町土地改良はドローンを活用して、ため池の状況確認も行いました。

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 最後に各関係者から講評をいただき、訓練は無事終了しました。

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 訓練終了後、堀内集会所において「ため池の役割と防災意識の向上」について羽後町土地改良区の職員による出前講座が行われました。

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 農業用ため池は水田にかんがい用水を供給するだけではなく、大雨の際に一時的に雨水を貯める防災機能や、生態系の保全、景観保持などの役割があることを学びました。

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 当日ドローンで撮影された映像も披露され、ため池管理の新たな手法について、住民の皆さんも興味深く耳を傾けていました。