ほ場整備事業 上川沿(かみかわぞい)地区で工事が行われていた、山館川(やまだてがわ)に架かる農道橋が完成しました。

 橋梁は、昨年度から橋台部分が施工され、今年度橋桁が架けられました。

 以前の山館川に架かる橋は、幅員も狭く、欄干もありませんでした。また、川は上流からの土砂の堆積で流れが阻害され、大雨では近隣の農地が冠水する状況でした。

 ほ場整備での農道橋架け替えをきっかけに、大館市が山館川の州ざらいを行うなど、地元の協力を得ながら完成しました。

 これにより、流水断面が確保され、現代農業に合った大型農業機械の通行が可能になるなど、効率的な営農ができることを期待しています。

 現在は、橋梁の付け根部分の道路盛土を行っており、3月末には完成となります。営農が始まる4月には通行が可能となります。

 以下、農道橋の諸元と写真をご紹介します。

 

 《諸元》

 名 称:大川添橋(おおかわぞいはし)

 橋 長:18m

 幅 員:5m

 舗 装:コンクリート舗装

 上部工:プレテンション方式PC単純床版橋

 下部工:鋼管杭基礎

 

鋼管杭の打込み
下部工と護岸の築造
コンクリート製橋桁の架設
上部工の完成