秋田県では、「ほ場整備事業」の新規採択を希望する地区が一同に集い、整備後の地域農業のあり方を検討した「営農構想」の発表会を開催しています。
 「あきた型ほ場整備」とは、ほ場整備事業と併せ、農地中間管理機構による農地集積、園芸振興施策による産地づくりを「三位一体」で推進し、効率的で収益性の高い農業経営を実現するものです。

 「営農構想発表」に加え、事業完了予定地区が自ら策定した営農構想について、その実現に向けた取組や今後の課題などについて発表する「営農実践発表」も行っています。

 令和5年度も令和7年度に新規採択を希望している7地区と事業完了を予定している3地区が発表を行いました。

 

 令和5年度の開催状況~

営農構想地区のパネル展示
営農構想のパネル展示

 会場の入り口で今年度の営農構想発表地区の概要をパネル展示しました。
 併せて、関連事業をPR動画やパンフレットで紹介しました。

会場の様子
会場の様子

 今年度も250名を超える方々が参加しました。

開会のあいさつ
開会のあいさつ

 秋田県農林水産部大山次長の開会のあいさつとともにスタートしました。

 

〇情報提供

基調講演
情報提供

 園芸振興課の本庄チームリーダーによる情報提供です。
 「あきたの野菜の栽培のポイント」と題した情報提供を行いました。
 野菜の生産状況や品目選択のポイント、栽培上の留意点を説明いただきました。

 〇営農構想発表

地元代表者による営農構想発表
営農構想発表

 新規採択希望地区の営農構想発表です。
 地域農業を担う方々が法人設立や高収益作物などの営農計画について発表しました。
 県農業振興普及課から支援方針等を説明しました。

 〇営農実践発表

事業完了予定地区による営農実践発表
営農実践発表

 事業完了予定地区の営農実践発表です。
 法人設立や高収益作物の作付、スマート農業の導入など、営農構想の実現に向けて行った取組について発表しました。

 
〇講評

発表地区への講評
講評

 構想と実践の発表内容について、秋田県立大学生物資源科学部の中村准教授から講評をいただきました。

 

閉会のあいさつ
閉会のあいさつ

 秋田県農林水産部農山村振興課 鈴木課長による閉会のあいさつで締めくくりました。

 秋田県では各地区の営農構想の実現に向け、今後も支援を継続するとともに、本発表会を引き続き実施していきます。

日 時

 令和6年3月1日(金) 10:30~15:30

場 所

 会場:秋田県庁第2庁舎 8階 大会議室 (秋田市山王三丁目1番1号)

 

 ダウンロード

開催次第[102KB]

 関連リンク

 あきた型ほ場整備とは