『2011語り部交流会inあきた』を開催しました
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平成23年11月19日(土)、秋田県美郷町において、「語り部交流会inあきた」(秋田県主催、平野啓子・農林水産省協力)を地元小中学生約50名を含む約4百名の参加のもと開催しました。
この語り部交流会は、地域の歴史や取組を語り伝えることで、昔から受け継がれてきた精神を再確認し、その精神を活かし、さらに発信することで、秋田の農村振興や東北の復興につなげていくことができないかを考える内容でした。この中で、農林水産省農村振興局前次長の齋藤晴美氏に、意見交換会のオブザーバーとして出席いただきました。
まず始めに、日本有数の穀倉地帯と言われる仙北平野の農地を潤す田沢疏水の誕生の歴史や郷土の偉人である石川理紀之助、菅江真澄の生きざまについて、秋田県山本地域振興局の菅原局長が講演し、次に、語り部の平野啓子氏より「古来から受け継がれてきた日本全土における結い」を知ることのできる物語を語っていただきました。
その後、松田美郷町長と仙北平野土地改良区の伊藤理事長に、結いを活かした地域の取組を紹介していただきながら、結いのこころを今後どのように活かしていくべきかについて意見交換会を行いました。