雪中田植

2020年01月16日 | コンテンツ番号 46974

1月15日、北秋田市綴子にある大太鼓の館前で、今年の稲作の豊凶を占う小正月の伝統行事「雪中田植え」が行われました。綴子に伝わるこの行事は、戦後廃れてしまい途絶えていましたが、昭和58年に篤農家の故・高橋佐一郎さん(綴子上町)によって復活しました。昭和61年に高橋さんが亡くなった後、また一時途絶えましたが、昭和63年より旧綴子農協青年部が遺志を継いで復活。現在はJAあきた鷹巣青年部が継承しています。

 

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蓑と笠で身を包んだ青年部員が、約2m四方の田に見立てた雪の上に、稲わらと豆がらを合わせて16株を植えました。田植え後には、虫除けのためスス払いのワラぼうきで雪田をお祓いし、田の神の目印としてそのワラぼうきを逆さにして雪田の中心に立てました。

 

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今年は、暖冬の影響で雪の確保に苦労したようで、市内から雪をかき集めて、会場を整えたそうです。稲刈りは、2月1日に行われます。その際、稲が直立していれば実が入らない「不稔」、倒れていれば「風水害による倒伏」を意味し、たわわに実った稲穂のように適度に傾いていれば「豊作」を表します。