平成25年10月10日(木)、「語り部」として全国各地で活躍されている平野啓子氏をお招きし、男鹿市において「2013語り部交流会inあきた」を開催したところ、県、市町村、土地改良区、農地・水協議会などの農業関係者のほか、農業・農村に関心のある一般の方を含めて約500名が参加し、農業・農村を守り継ぐことの大切さを再認識しました。

 「語り部交流会」は、農業や農村に関わる歴史や文化を語り伝えることで、昔から受け継がれてきた農村に宿る精神を再確認し、これを将来につなげていこうというもので、全国を舞台に「語り部・かたりすと」としてご活躍されている平野啓子氏と農林水産省の全面的な協力を得て、平成23年度から全国に先駆けて開催しており、今年で3回目の開催となります。

 本年度は、「水と土、そのすばらしい農村風景を『継承』する精神(こころ)」をテーマに、菅江真澄が愛した男鹿の農業・農村を紹介する「基調講演」、和歌等を紹介しながら農村風景を継承することの大切さを説く平野氏の「語り」のほか、男鹿市長、マスコミ関係者などの地元関係者を交えたフォーラムなどを開催しました。 また、同時開催として、農村風景を守る「農地・水保全活動写真パネル展」、男鹿の農・水産物を利用した「農の生け花展」、菅江真澄が歩いた地を巡る「現地見学会」など多彩なイベントを開催し、参加者を魅了しました。

画像 : 「2013語り部交流会inあきた」の様子

 語り部交換会の開催状況については、添付の開催報告をご覧ください。

ダウンロード