令和2年11月7日(土)、「よこて建設女子会」が開催されました。今年で5回目となります。

 女子高校生と建設業に従事する女性が交流し、建設業の魅力をPRするほか、「女性が輝く建設業」を目指して、秋田県の委託を受けた平鹿建設業協会が実施しました。

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 今年は感染症対策のため、「Microsoft Teams」を活用した少人数単位でのリモート開催となり、平鹿建設業協会、横手清陵高校、大曲工業高校の3会場をひとつの画面で共有しながら行われました。

 横手清陵高校・大曲工業高校・湯沢翔北高校の女子生徒計17名と、横手市内の建設会社に勤務する女性技術者11名、国土交通省・農林水産省・秋田県平鹿地域振興局・横手市役所に所属する土木系の女性職員計7名が参加しました。

 

 佐竹知事から女子高校生に対して、「建設業は省力化や効率化が進んできて、女性も働きやすくなっている。秋田県の将来を担う人材として期待している」とビデオメッセージもいただきました。

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 リモート講演会では、現場で活躍しているICT・IoT技術についてや建設業におけるテレワークについて、女性技術者の仕事内容や1日のスケジュールについて説明がありました。

 建設業は、3K(キツい・汚い・危険)のイメージがありますが、今は週休2日制の導入やICT・IoT技術の活用により、新3K(給料が良い・休暇が取れる・希望が持てる)を目指しています。

 

 工事現場リモート見学会では、上溝川災害復旧工事(横手市大森町)と十文字小学校建設工事(横手市十文字町)の様子が動画で紹介され、迫力のある映像とわかりやすい解説で大変興味深かったです。

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  (左:上溝川災害復旧工事、右:十文字小学校建設工事) 

 

 意見交換の場では、女子高校生から「今後の進路について」や「女性でも仕事を任せてもらえるのか」などの意見が挙がりました。

 平鹿建設業協会からは、「大学に進学するのであれば建築や土木系をおすすめする」、「女性にしかできないこともあり、その人の能力を生かし、成長を見守ることが会社の役目」、「建設業は、地元への貢献度が高い仕事。今自分が作ったものが、子や孫の代まで残り、地図にも残る、大変やりがいがある仕事」などとお話しがありました。

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(「Q3:不安に思うこと、Q4:女子会の感想」をホワイトボードに記入し、グループごとにパソコンのカメラの前で発表しました)