令和元年6月28日(金)、横手市十文字薬王堂脇の皆瀬1号幹線用水路 緑地帯部への植栽活動が行われました。

 土地改良区の管理体制の整備や、農業用水利施設が持つ多面的機能のPRの一環として、秋田県雄物川筋土地改良区が主体となり、施設の維持管理や花の植栽活動、研修会などを行っています。これらの活動のうち、植栽や研修会には地域住民や関係機関が参加・協力しており、活動費については国と県が半分ずつ補助しています(国営造成施設管理体制整備促進事業の推進活動事業)。


 秋田県雄物川筋土地改良区と共同主催の「十文字歩道の環境美化を考える会」は、花壇整備や植栽を通して明るい地域をつくろうと活動している団体です。皆瀬1号幹線用水路が国営平鹿平野農業水利事業により、平成17年度に開水路から暗渠水路に改修され、転落などの危険はなくなったものの、少し殺風景になってしまった商店街を花で明るくしようと、平成21年度からこの植栽活動が始まりました。昨年の第28回全国花のまちづくりコンクールにおいては、この団体の一連の活動と成果が高く評価され、大賞の国土交通大臣賞を受賞しています。


 今回の植栽は、東北農政局 平鹿平野農業水利事業所、秋田県平鹿地域振興局 農林部農村整備課、横手市、地元企業など総勢60名ほどの協力を得て、活動が行われました。
 

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 雨予報だったため、当初の予定とは時間をずらして活動が行われましたが、植栽が始まる頃には雨もあがりました。防草シートの十字の切り込み部分に穴を掘り、肥料を入れて、ベコニアやサルビア、ペチュニアなどをポットから植え替えました。土はいい具合に湿っていて、大きなミミズがたくさん顔を出しました。

 

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 植える花の苗はたくさんありましたが、参加者のみなさんのご協力のおかげで作業はスムーズに進み、1時間ほどで終わりました。少し汗ばむ蒸し暑い気候の中、ご苦労さまでした。準備・後片付けにご尽力いただいたみなさん、ありがとうございました。

 花々が咲きそろった折には、通りがかる人の目を楽しませてくれることでしょう。近くまでいらした際には、ぜひご覧になってください。

 

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