令和4年6月21日(火)、県立金足農業高校で高校生による令和4年度秋田県学校農業クラブ連盟平板測量競技会が行われました。

 本競技会は、教科の学習や学校農業クラブ活動を通して得た測量技術の成果を競い合い、職業的能力を高めるため毎年開催されています。今年度は、秋田北鷹高校、金足農業高校、大曲農業高校の3校から2チームずつ、計6チームが参加しました。

測量
平板測量の様子
測量
審査の様子

 3人1チームで、外業では、平板による境界線測量を行い、内業では、三斜法、三辺法による面積計算を行いました。内業、外業ともに速さと正確さが求められるため、非常に難易度が高く感じられました。

 農村整備課からは、6名が審査員として運営に携わり、境界線測量の誤差、図面の仕上がりのほか、作業中の態度やタイムなどについて審査を行いました。

なかでも印象的だったのは、すべての作業を互いに協力し、助け合いながら行っていたことでした。

 緊張感のある中での審査でしたが、素晴らしい競技会でした。

 優勝した金足農業高校のBチームは全国大会へ、準優勝した大曲農業高校のAチームは東北大会へ出場となります。

 本競技会を通して農業土木に更に興味を持ち、職業選択肢の1つになればと思います。