令和3年8月2日(月)、河戸川・浅内地区 [527KB]のほ場整備工事現場で、能代南中学校の生徒を対象に、企業訪問(株式会社 清水企業)が行われました。

 この企業訪問は、秋田魁新報社が主催している事業で、将来の地域活力の源となる中学生が地元企業・団体を訪問して理念や業務内容を学び、その特色を生かした地域活性化プランの立案、プレゼンテーションを行い、地元で働く意義と故郷との繋がりを再認識すると同時に企画立案から資料作成というビジネスマンの日常を疑似体験することを目的としています。 

 初めに県の担当者から、能城南中学校周辺で行っている「ほ場整備事業」の目的等についての説明 [532KB]が行われました。農地を大きくするだけでなく、農道を広げたり、水路を使いやすく整備することによって大型農業機械での作業もしやすくなり、効率の良い農作業ができるようになります。

「ほ場整備事業」の目的等について山本地域振興局の担当者から説明が行われました。  

事業説明状況

〇ほ場整備事業について説明        

 続いて、工事を担当している(株)清水企業の現場代理人から、写真や図を用いて工事にあたっての作業内容について説明 [327KB]が行われました。その後、生徒達は実際に重機を使用した「表土戻し」や「畦畔整形」の作業を見学し、いつも学校からだと分からない現場で目にするプロの緻密で丁寧な作業に驚いていました。工事の作業内容説明 

〇表土戻し施工状況

工事の作業内容説明

〇畦畔整形状況      

工事の作業内容説明

〇作業内容説明

 企業訪問前は「ほ場整備」についてあまり知らなかった生徒達も、県や企業の現場担当者の説明を熱心に見聞きして、理解を深めてくれたようでした。

 整備されたほ場では、お米以外の野菜などの作物の生産が拡大し、能代地域の特産であるネギの生産量の増加が期待されます。

 今回、企業訪問した生徒の皆さんも、新しくなったほ場も、将来の活躍が楽しみです。

意見・感想を述べている状況 

〇意見・感想発表

・いつもは学校から眺めていて、何をしているかわからなかったけど、間近で見て思った以上に緻密で正確な作業をしていることに関心した。

意見・感想を述べている状況