秋田県では、「ほ場整備事業」の新規採択希望地区が集積計画や営農計画などの地域農業の将来を検討した「営農構想」と、事業完了予定地区が過去に策定した営農構想の実現に向けて行った取組をまとめた「営農実践」を披露する『あきた型ほ場整備「構想と実践」発表会』を毎年度開催しています。この発表会を通して、関係者間で幅広く情報共有・意見交換を行い、「あきた型ほ場整備」の推進を図っています。

 「あきた型ほ場整備」とは、ほ場整備事業と併せ、農地中間管理機構による農地集積、園芸振興施策による産地づくりを「三位一体」で推進し、効率的で収益性の高い農業経営を実現するものです。
 

 令和6年度は令和8年度新規採択希望の6地区と事業完了予定の5地区が発表を行いました。

 

 令和6年度の開催状況~

会場の様子
会場の様子

 今年度は240名を超える方々が参加しました。

開会のあいさつ
開会のあいさつ

 秋田県農林水産部 大山次長の開会のあいさつとともにスタートしました。

 

〇情報提供

基調講演
情報提供

 県農林水産部農林政策課担い手支援チームの小笠原副主幹による情報提供です。
 「集落営農法人アンケート調査結果を踏まえた今後の目指すべき方向」と題し、情報提供を行いました。
 法人が目指すべき経営規模や設立当初から経営継承計画を検討する必要性などを説明しました。

 〇営農構想発表

地元代表者による営農構想発表
営農構想発表

 新規採択希望地区の営農構想発表では、地域農業を担う方々から法人設立や高収益作物などの営農計画について、個性あふれる発表がありました。
 併せて、各地域の農業振興普及課から各地区の特色と課題および実現に向けて必要な対策を説明しました。

 〇営農実践発表

事業完了予定地区による営農実践発表
営農実践発表

 事業完了予定地区の営農実践発表では、法人設立や高収益作物の作付、スマート農業の導入、地域資源の活用など、営農構想の実現に向けて行った取組について発表がありました。

 

 
〇講評

発表地区への講評
講評

 発表内容について、秋田県立大学生物資源科学部の中村准教授から講評をいただきました。

 

閉会のあいさつ
閉会のあいさつ

 秋田県農林水産部農山村振興課 小野寺課長による閉会のあいさつで締めくくりました。

 今回の発表がゴールではありません。
 秋田県では各地区の営農構想の実現に向け、今後も支援を継続するとともに、本発表会を引き続き実施していきます。

日 時

 令和7年2月25日(火) 10:30~15:30

場 所

 会場:秋田県社会福祉会館 10階 大会議室 (秋田市旭北栄町1番5号)

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 関連リンク

 あきた型ほ場整備とは