第15回食料・環境・ふるさとを考える女性の会が開催されました。

 令和元年10月18日(金)に水土里(みどり)ネットうご(羽後町土地改良区:柴田均理事長)の主催で、土地改良区組合員家族の女性を中心に、ため池などの農業用施設や県が力を入れている園芸メガ団地の施設を見学しました。

 この女性の会は、農業用施設や土地改良区の活動に接する機会が少ない女性の方に御理解していただくために平成17年から開催しています。
今回は、羽後町床(とこ)舞(まい)地区の水田に水を供給している寝耳沢(ねみみさわ)ため池と、平成29年度から羽後町新成(にいなり)地区に整備された園芸メガ団地(ネットワーク型)の見学となりました。

 寝耳沢ため池は、平成25年度から平成30年度にかけて、県営のため池等整備事業により改修されたため池で、貯水量は約5千ton、29haの水田に水を供給しています。
 土地改良区職員からは、ため池に係る維持管理や豪雨時の対応の説明がありました。

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寝耳沢ため池

 

 新成地区に整備された園芸メガ団地は、第1団地と第2団地からなり今回は第1団地の足田(たらだ)地区を見学。
 足田地区での営農は、農事組合法人足田営農組合が担っており、代表者である今泉久氏から施設の概要の説明がありました。
 第1団地では、オクラ、トルコギキョウ、ストック、小ギクがハウス18棟で作付けされており、現在はストックが作付けされていました。

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園芸メガ団地

 

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ハウス内のストック

 

 午後からは、土地改良区職員によるドローンを活用したため池の管理について説明がありました。ドローンを活用することで、ため池施設の点検作業時間の短縮や安全に作業ができることが報告されました。

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座学の様子

 

 最後に意見交換会では、「土地改良区がため池の管理をしっかり行っているのが判った。」「豪雨時にため池から排水される仕組みが理解された」との意見がありました。

 水土里ネットうご(羽後町土地改良区)では、今後もこの活動を通じて、施設の維持管理等について御理解いただければと考えています。