新山神社の裸まいり
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新山神社「裸まいり」(由利本荘市石脇)
毎年1月第3日曜日に行われる小正月行事。早朝、水垢離を取り、白鉢巻きに白腹巻き、白足袋に草鞋のいでたちで「ジョヤサ(除夜叉)、ジョヤサ」のかけ声とともに、町内あるいは会社が1組になって、148mの山頂にある新山神社を目指し、身体堅固、家内安全、五穀豊穣などを祈願する。「裸まいり」は、天保(1830~44)の頃に起こったともいわれるが、定かではない。新山神社には古くから修験者が住んでいたと伝えられ修験道の荒行が姿を変えて伝承されたものといわれている。真冬の奇祭として全国的に有名である。
取材・編集 由利地域振興局 農林部 農村整備課(作成 平成15年1月)