羽後町赤沢地区において、隣接する農業用ため池の決壊を想定した防災訓練が行われました。

 1.目的

  近年の豪雨災害の頻発化・激甚化を踏まえ、赤沢地区の住民及び関係機関が相互に緊密な連携を取り合い、

  ため池災害・土砂災害に対する防災体制の強化と防災意識の向上を図る。

  2.日時

  令和3年10月24日(日)9:00~10:00

     3.場所

  雄勝郡羽後町赤沢地内   位置図.pdf

  4.参加者(45名)

  赤沢・赤沢口地区住民、飯沢連絡協議会、湯沢警察署、羽後町消防団、

  湯沢雄勝広域市町村圏組合消防署羽後分署、羽後町役場、湯沢雄勝土地改良区、雄勝地域振興局

    5.赤沢ため池の概要

    管理者 湯沢雄勝土地改良区

  諸元  堤高 19.1m、堤長 77m、貯水量 33,800㎥、かんがい面積560ha

 6.新型コロナウィルス(COVID-19)対応

  ・訓練中はマスクを装着する。

  ・訓練参加者の名簿を作成する。

  ・発熱がある場合は、参加不可。

  ・羽後町内で感染事例が確認された場合中止。

 7.訓練の様子

  ・住民の避難への意識が高く、迅速に避難場所への移動が完了していた。

  ・関係機関の情報伝達は、遅滞なく行われた。

  ・感染症予防にも留意して、訓練を実施していた。

  ○避難先受付・・・コロナ対策として、消毒液・体温計を用意

   受付準備

   ○9:10 消防団に避難を発令し訓練開始

   消防団へ避難訓練発令

   ○9:15 避難状況

   避難状況車での避難

  ○9:40 避難完了及び講評

   講評

 8.訓練に参加した住民の方の感想

  ○身をもって避難してみることで、集落の災害への危険が感じられた。

  ○改めて防災マップを見て災害への備えをしようと思った。

  ○普段から赤沢ため池があることを意識はしていたが、その大きさや万が一の危うさを意識したことは

   あまり無かったので、それを知ることができてよかった。

  ○自分の力で避難行動をとることは大変だとわかった。日頃から家族や地元で話し合っていきたい。