下川原地域資源保全管理組合を訪問しました!
コンテンツ番号:3873
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- 所在地:鹿角市
- 協定面積:38.5ha(水田25.3ha・畑13.2ha)
- 訪問月日:平成21年6月29日
“車の両輪で地域農業の継続”
組合代表の佐藤さんは、耕作放棄地の解消と鹿角市でここにしか生息していないトゲウオの保全を以前から考えていたと話してくれました。
地域では、戦後最大といわれる農政改革へ対応するため、平成19年度に農業の担い手として『農事組合法人したかわら』を設立し、同時に法人のサポーターとして活動し、地域の環境を守る資源保全管理組合を設立しました。
耕作放棄地の解消とトゲウオの保全活動ができる本対策は地域の課題解決にピッタリだと、平成19年度から耕作放棄地解消に取り組みました。
耕作放棄地が解消された畑で『農事組合法人したかわら』で鹿角りんごを植栽し営農再開している。
トゲウオの保全のために、湧水池の草刈も実施しましたが、もっと勉強してトゲウオが住みやすい環境を作ってあげたいし、県内のトゲウオを保全している活動組織との情報交換も行っていきたい。
車の両輪で地域農業継続のために頑張っている地域ですが、10a区画と未整理水田では限界があるため、生産基盤の整備を実現したいと今後の抱負を話してくれました。