9月6、7の両日、秋田市中心部の日赤跡地で『第2回仲小路JAZZフェスティバル』が開催されました!

写真:グリーン・ツーリズム情報ブースの様子1

期間中、日赤跡地のメインステージJAZZフェスの会場では、『仲小路マーケット』が同時開催されましたが、この中で秋田県と秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会が協力して秋田のグリーン・ツーリズム情報ブースを設置しました。

秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会と共に、出展した実践者の方々

農家民宿星雪館:門脇富士美さん・門脇砂絵美さん(6,7日)

  • やきもち、ゆべし、野菜の販売
  • やきもち、ゆべし、野菜の試食

農家民宿ぶなホテル:伊藤恵子さん(6日のみ)

  • ブナの実、松ぼっくりなどを使ったクラフト販売

農家民宿白神森のかぞく:小坂球実さん・江川正幸さん(6日のみ)

  • 白神の水、県産はちみつ、ブナの森野恵美いっぱいの男鹿の塩、オーガニックコットンチーフ、白神山地のポストカードの販売
  • 白神酵母と国産小麦の手づくりパンの試食

大潟村グリーン・ツーリズム推進協議会:小林大蔵さん・佐々木鶴代さん(6,7日)

  • 木彫りブローチ、パッチワーク小物販売

百笑村:佐々木義実さん

  • 米粉の販売
  • 手づくり米粉パンの試食

美農里:竹原まゆみさん

  • 野菜の販売

このほか、協議会と県では、グリーン・ツーリズムに関するパンフレット提供や、お勧め農家民宿、農家レストラン、農山漁村体験相談コーナーを開催しました。

写真:グリーン・ツーリズム情報ブースの様子2 写真:グリーン・ツーリズム情報ブースの様子3

まわりに出展しているマーケットも、ナチュラル系のクラフトやスピリチュアルなアート作品、環境や身体に優しい石鹸やコットン製品などを扱っているところが多く、また出展しているグループも、秋田のアートシーンをにぎわしている若いアーティスト達やショップ、リサイクルやエコを考え実行するグループ、子育てママさんグループなど、普段の直売などの農業系イベントとは違っていろんなジャンルの方が参加しているため、そこに訪れる方々もまた様々な年代、ジャンルの方々でした。

そんな方々だからこそ、グリーン・ツーリズムに関わる農林漁家の営みやライフスタイルが気になるようで、有機栽培や無・低農薬野菜、きれいな切り花、ブナの実や木彫りのクラフト、米粉や白神こだま酵母などを使ったパンなどを物色したり試食味見などをしつつ、県内の農家民宿やレストラン、農林漁業体験受入のグループなどの情報を求めてたくさんのパンフやチラシをお持ち帰りになる方々が多かったようです。

写真:グリーン・ツーリズム情報ブースの様子4 写真:グリーン・ツーリズム情報ブースの様子5

特に米粉パンは小麦や卵アレルギーのお子さんを持つママさんからの問い合わせや、その米粉パン独特のもちもち感にびっくりする方々が多く、自宅で米粉パンづくりに挑戦してみたいと、ホームベーカリーで簡単に作ることができる米粉パンレシピをもらって、米粉を購入される方がかなりいらっしゃいました。
また、参加したグリーン・ツーリズム実践者も、思いの外若い方々が農業や農家に興味を持っているという実感をこのイベントに参加したことにより得ることができました。
特に、この1年でグリーン・ツーリズムに関わってきた県内の大学生達が次々にブースを訪れ、お世話になった農家や農家民宿の父さん母さんやに会いに来てくれた、という実感は、今後の活動のはげみにもなると思われます。
写真:グリーン・ツーリズム情報ブースの様子6

農家民宿や農家レストランは、それに携わる方々にとっての経営の多角化といった財政面の効果や、観光資源としての価値がある一方で、農林漁業に興味を感じているビギナーな方にとってはその入り口となるものであり、そこでは農林漁業や農山漁村の持つ楽しさや厳しさも含めた魅力を都市住民にわかりやすく伝えるインタープリターとしての役目を果たしており、様々な分野や方面への有機的なつながりによるPRが今後も重要となります。

写真:グリーン・ツーリズムのPR

文字:仲小路JAZZ

音楽を中心とした文化振興を図ると同時に、中心市街地に再び賑わいを取り戻し、秋田市の活性化のきっかけとなるようなイベントを目指し、今年は、秋田市内で開催される「わらしべ貯金箱」、「カジュアルアーツフェスティバル」、「PMA」、「エコ・リサイクルフェスティバル」等のイベントとの連携を図った開催となりました。