• 所在地:八峰町(旧八森町)
  • 協定面積:20.8ha

“集落を、歴史を守り継ぐために…”

本館地区資源保全向上協議会は、八峰町八森の本館集落からなる組織です。
本館集落は、山と海にはさまれた全体で約20戸と小さな集落です。
桧山安東氏が、津軽方面の抑えとした本館城があったところに位置しています。

会長の斉藤さんと副会長の桜田さん、本館集落組合長の石岡さんは、
「地域を元気にし、前に進むためには何でも挑戦したい」
とこれからの地域づくりについて話していただきました。

画像:斉藤さん、桜田さん、石岡さん
写真右2人目より:斉藤さん、桜田さん、石岡さん(夕映の館で)

農地・水・環境保全向上対策の活動では、景観向上のための花の植付けや、農地を守るための草刈り、水路の補修などの活動を行っています。

本館地区の用水は、山腹の取水口から2km以上の土水路で配水されており、毎年の管理が大変ですが、地域の人たちの力で補修しているとのことでした。

画像:花の道
山に向かって花の道がのびています
画像:標柱
廃材を利用した味のある標柱です
画像:男鹿半島
日本海の向こうに見えるのは男鹿半島です

本館集落ではグリーンツーリズムに力を入れており、宿泊に加え、そば打ち体験もできる「夕映の館」には年間500人以上の方が訪れています。

斉藤さんは、 「都会から本館に来てくれた人が、本館を気に入って、帰ってからも本館の米を買ってくれればうれしい」 とのことでした。

今年度からは、本館の米と白神山地の酵母を原料とした濁酒の製造にも取り組むとのことでした。
冬も楽しみです。

画像:パンを焼く釜
夕映の館にはパンを焼く釜もあります
画像:散策コースマップ立て看板
散策コースMAPです