「Akitaふるさと活力人養成セミナ-(第5期)」第3回セミナーの開催報告
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秋田県では中山間地域土地改良施設等保全対策事業により、国際教養大学地域環境研究センター(センター長 熊谷嘉隆 教授)と、県農山村振興課が連携し、農山村地域が有する、自然・伝統・文化・人的資源を活かした地域ぐるみの活性化を担う人材の育成を目指して、「Akitaふるさと活力人(かつりょくびと)養成セミナー」を開催しています。
第1期(H17-18)、第2期(H19-20)、第3期(H21-22)、第4期(H23-24)に引き続き、今年度より第5期(H25-26)セミナーを開講中です。
第3回セミナー
日時
平成25年9月13日(金) 10:00~
場所
国際教養大学 D棟D102教室
- 講義「コミュニケーション概論」10:00~12:00
- 演習「コミュニケーション力をつけるために」13:00~15:00
講師 国際教養大学 前中 ひろみ 教授
講義の内容
「コミュニケーション概論」では、「人は何のためにコミュニケーションをとるのか?」。コミュニケーションによって相手との「共有部分」を増やす ことで得られるメリットや、言語以外の準言語・非言語(表情や身ぶり、相手との空間、強弱など)が与える印象の大きさなどについて学びました。また、インターネットなどの普及によりコミュニケーション・メディアは発達してきており、さまざまな可能性とリスクを秘めています。人間の基本的な活動であるコミュニケーションを、どう選択し活用していくかについて考えました。
演習では、自らのコミュニケーション力について自己診断により、時と場合、相手などによって最適なコミュニケーションを使い分けるために足りない能力を確認しました。また、グループにより「伝える力」と「聞く力」の演習を行い、コミュニケーション力の向上を図りました。
講義の様子
演習の様子
2人組みになり、まずは自分のことを相手に伝える。
そして、4人グループで、相手から聞いたことを他の人に伝え、「伝える力」と「聞く力」の演習を行いました。
演習を通して、上手に伝えることと、上手に聞くことの難しさを実感しました。
セミナーを受講した感想
- コミュニケーションは様々な手段があり、相手や場面に合わせてそれを使い分けることが重要だと感じた。
- コミュニケーションを論理的に学ぶことができて良かった。
- 時代によって変化していくコミュニケーションの形、年齢によって様々あるコミュニケーションの形、色々な形があると思った。
- 自分の理想と現実とONとOFFと、色々な自分を見ることができました。
- 一番伝わるのは”Fice to Fice”!
- 伝えるだけではなく、伝えて共有するというのが心に残りました。
第4回セミナーは、10月18日(金)に、秋田県庁第二庁舎にて「ファシリテーショングラフィック」の講義を行う予定です。
↓講義資料のダウンロード