秋田県と秋田県多面的機能支援協議会は、令和6年11月13日(水)大館市ほくしか鹿鳴ホールにて「秋田の原風景を守り継ぐフォーラム~広めよう農村の役割、考えよう農村の未来~」を開催しました。

 このフォーラムは、多面的機能支払交付金及び中山間地域等直接支払交付金を活用して農地の保全活動等を行う組織・協定が一堂に会し、情報交換することで今後の活動をよりよいものとしていただくことを目的に開催しているもので、組織・協定を中心に約560名参加しました。

 

 「秋田の原風景を守り継ぐ優良表彰」では、2集落協定と3活動組織に表彰が行われ、浅内地区広域協定運営委員会(能代市)に最優秀賞が授与されました。

 

 また、秋田県立大学の長濱健一郎教授から、「次代にふるさと秋田を引き継ぐ-秋田が注目される時がやってきた-」と題して、昨今の農業情勢を踏まえた秋田県農業の目指すべき姿に関する基調講演を行っていただきました。

 

 続いて、特定非営利活動法人いわて地域づくり支援センターの常務理事である若菜千穂様から、「多様な主体でつくる農業×農村のススメ~農村RMOと地域計画~」と題して、農村RMOの進め方に関する基調講演を行っていただきました。

 

 最後に、受賞された浅内地区広域協定運営委員会の方から、取組事例を発表していただきました。

 

 会場内では、活動状況のパネル展示や田んぼダムの仕組みがわかる模型の展示・実演を行い、多くの方に見学していただきました。

 

 今後、フォーラムに参加された皆様が、他の地域の事例や広域化などを参考とし、多面的機能の発揮に向けて活動を展開するとともに、その取組を魅力ある農山村地域の振興に役立てていただけることを期待しております。
 
 なお、参加者アンケートの結果では、9割以上の方から「今後の取組の参考になった」との回答が得られたほか、多くの方から今後もフォ-ラムを継続してほしいとのコメントが寄せられました。
 
 当日のプログラムおよび優良表彰資料については、下の添付資料をご覧ください。
 

ダウンロード