平成29年度に「守りたい秋田の里地里山50」に認定された小坂町の大地地域で、平成30年9月9日にひまわりの刈り取り体験が行われました。

 秋田県では平成29年度から、美しい里地里山を後世に引き継いでいくため、里地里山地域が企業や学生と連携して行う農地の保全や地域づくり活動を支援する【秋田の里地里山を守り継ぐプロジェクト事業】を実施しており、今回の活動は事業の一環として行われました。

 今年度の大地地区の活動状況をご紹介します。

参加者は大地自治会の皆さん約30人、里地里山サポーターとして、十和田高校のボランティア部の生徒5人が参加。

          

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・説明を受けた後、刈り取りを行いました。大地では収穫したひまわりの種から搾油し、食用油を生産しています。 ・刈り取りに取り組むサポーターの皆さん。残念ながら、降雨により活動は途中で中止となりました…。

 

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・事業を活用して地域のPR用看板を作成しました。 ・看板の前でサポーターの皆さんと一緒に記念撮影。
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昼食はきりたんぽ鍋と、大地のひまわり油を使用した天ぷら等をご馳走になりました。サラダ油とひまわり油を1:1で使用して揚げています。 大地で生産しているひまわり油です。360mlで価格は1500円。29年度の生産量は23本でした。28年度は660mlの瓶で140本の生産を行っています。(生産量は天候に大きく左右されるため、バラつきがあります。)なお、現在販売はしておりません。

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開花時のひまわり畑の写真です。(2018.8.2撮影)作付面積:約1.6ha

 

 大地地域では高齢化が進むなか、今後も地域で農地を保全し、維持していくことが課題となっております。地域では平成27年度に休耕田を活用しヒマワリの栽培を始め、草刈や刈り取り作業を地域住民で協力して行ってきました。その取り組みが評価され、平成29年度には「守りたい秋田の里地里山50」に選定されています。

 今後も地域と里地里山サポーターとの共同活動を支援していきます。