平成30年度から令和元年度にかけて、国庫事業「食料産業・6次産業化交付金」を活用し、営農型太陽光発電の高収益農業の実証事業を実施しました。

 1年目は、水田に営農型太陽光パネルを設置し、2年目は、このほ場に県の重要推進品目であるエダマメを作付し、その生育状況や収量・品質、さらには農業機械による作業性等について検討しました。

 2年目の営農実証では、農家慣行区1,089kg/10aの粗収量に対して、営農型太陽光実証区838kg/10a(慣行区対比77%)の粗収量となり、営農型太陽光パネル設置に係る農地転用の基準である慣行栽培から2割以内の減収にほぼ止まり、営農型太陽光パネルの普及・拡大の可能性が示唆されました。

 (※粗収量:選別前の計算収量、選別後の実収とは異なる)

 今後も引き続き、営農型太陽光パネルの作物への影響について検討するため、実証を継続していきます。

 次に、これまで実施した本事業の実績報告についてまとめました。

 一括ダウンロード:

 太陽電池(ソーラーパネル)下部の農地における高収益性営農の検討 実績報告書(令和2年3月)修正版  [6273KB]

 

 【報告書から抜粋】

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    【令和元年5月16日 播種作業】 

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     【令和元年8月8日 生育状況】

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     【令和元年8月20日 収穫作業】