「小坂七滝ワイナリー」は、県道2号線(通称:樹海ライン)沿いにある「道の駅こさか七滝」隣の町有施設に町が整備したものです。町単独事業のほか国の中山間地域所得向上支援事業交付金を活用し、平成29年10月に完成しました。

○ 総事業費 約1億1千万円
○ 工事概要 農産物処理加工施設の整備
・施設整備: ワイナリー 1棟(315㎡)
・機器整備: 醸造タンク、搾汁機、充填機等 1式

 小坂町は、国立公園十和田湖、鉱山繁栄期の面影を残す産業遺産、資源循環型社会構築と未利用農地の有効活用を目指した菜の花プロジェクト、ブランド豚生産と循環型農業、日本独自の山ブドウ交配種を柱としたブドウ栽培振興など、特徴ある地域資源を活かした滞在型観光・グリーンツーリズムの推進を積極的に行っています。
 町では「小坂七滝ワイナリー」をグリーンツーリズムの中心施設として、農業の6次産業化をさらに進めるものとしています。
 今後は、ワイナリー周辺にブドウを植え、栽培~醸造までを「見る」「体験する」環境を整備することや、ブドウの樹オーナー募集、地域食材とワインをテーマにしたイベントなどを開催し、多くの人がワイナリーを訪れる機会を作っていきたいとしています。
 ワインの販売としては、リーズナブルで飲みやすい定番ワイン、本格的なこだわりのワイン、限定ワイン、業務用として店頭販売しないワインなどの展開をイメージしています。醸造体制が整い次第仕込みを始め、一部種類のワインについて年末の初出荷を目指すとしています。初年度は720ml瓶で3,000本を予定し、その後10,000本程度の生産量を目指し、H33(5年目)には23,000本の出荷を目標としています。

 

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・県道沿いの赤い看板が目印です。 ・施設の全景です。

 

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・施設内の醸造タンクです。  

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・ワインのポスターです。初出荷が待ち遠しいですね。

小坂七滝ワイナリーHPURL: http://kosaka-7falls-winery.com/