県では、農山村地域の農地等が有する多面的機能を県民共有の財産として次世代に引き継ぐため、住民が主体となって優れた景観を維持管理していることに加え、自然・文化・歴史・人など多様な地域資源を活用し、環境保全・交流活動等にも取り組んでいる地域を、「守りたい秋田の里地里山50」として認定しており、平成27年度の開始からこれまで49地域が認定されています。

 ※「50」は、同様の活動等に取り組む地域が、将来的に県内で50以上となるよう目標数値として掲げたものです。  

 

 今年度、認定地域の募集をしたところ2地域から推薦があり、審議の結果、両地域を認定しましたのでお知らせします。

 

 

【認定番号_50】上羽立地域(北秋田市桂瀬)

 地域では、6月末から7月末に「ほたるの観賞会」、8月中旬から10月末には「ダリアの花観賞会」などの魅力と特色ある取組を行い、訪れる人々との交流も図っています。また、大学生等との農業体験や農地の維持管理も協働で実施しており、自然を生かした農業の素晴らしさを伝える活動も実施しています。 <上羽立地域の詳細は こちら >

 

【認定番号_51】上田沢地域(仙北市田沢湖田沢)

 荷葉岳(かようだけ)の裾野に位置する自然豊かな農村地域であり、地域住民による適正な維持管理が行き届いた美しい景観が広がっています。地域では、あきた伝統野菜「田沢ながいも」の栽培を近隣地域と共同で取り組んでおり、田沢地域の貴重な地域資源となっています。 <上田沢地域の詳細は こちら >

  

 「守りたい秋田の里地里山50」認定地域では、四季折々、美しい景色を堪能することができますので、ぜひ、多くの地域を訪問してみてはいかがでしょうか。

 

「守りたい秋田の里地里山50」認定地域等について

 〇「守りたい秋田の里地里山50」 認定地域の紹介

 〇「守りたい秋田の里地里山50」 取組及び活動内容等の紹介

 〇Facebookページ 「あきた里地里山だより」