【上田沢地域】　仙北市田沢湖田沢　R2年度認定

１．地域名：上田沢（かみたざわ）

かみたざわ　ぜんけいしゃしん

かみたざわちいき　ぜんけいしゃしん

＜おすすめ時期：稲刈前の９月中旬～１０月上旬＞

　荷葉岳の裾野に位置する自然豊かな農村地域であり、地域住民による適正な維持管理が行き届いた美しい景観が広がっています。地域では、あきた伝統野菜「田沢ながいも」の栽培を近隣地域と共同で取り組んでおり、田沢地域の貴重な地域資源となっています。

２．所在地：秋田県仙北市田沢湖田沢

　〇道の駅「あに」より車で約１時間

　〇道の駅「なかせん」より車で約５０分

　〇田沢湖線「田沢湖駅」より車で約２０分

３．農地の状況及び保全活動の主体

　・面積　：　３．０ｈａ

　・傾斜　：　１／２０

　・標高　：　１４０～１６０ｍ

　・主な作物　：　水稲

　・主な保全活動組織　：　平蔵沢集落協定（中山間地域等直接支払交付団体　構成員数：５人）

　　　　　　　　　　　　　上田沢地区環境保全会（多面的機能支払交付団体　構成員数：７６人）

４．地域の特徴

　上田沢地域は、民謡「秋田おばこ」発祥の地や豊かな自然環境により「蛍」が多数生息するなど、歴史や生態系など多様な地域資源を有する地域です。中でも、近隣地域と組織する田沢地域運営体「荷葉」で取り組む、あきた伝統野菜「田沢ながいも」は、田沢地域でしか育たない幻の野菜とも言われ、栽培だけではなく首都圏等の人々と農業体験を通した交流も図っています。田沢ながいもは、田沢湖畔のレストラン等で楽しむことができるほか、ＮＰＯ法人「荷葉工房」より長芋焼酎「荷葉のめぐみ」として加工されており、注目を集めています。