事業概要

 秋田県のそばは作付面積全国3位、収穫量第8位で主産県の一つに位置づけられています。一方、平均単収は 39kg/10a と全国平均 58kg/10a に比べて低く、「水田活用の直接支払交付金」制度の見直しを受け、そば生産者の経営に影響が出ることが懸念されているため、単収向上に向けた栽培技術研修会を開催しました。

主催

秋田県農林水産部園芸振興課

内容

 単収100kgを目標に、排水対策(明きょ、心土破砕)、種子更新、適正施肥、適期作業(は種・収穫)等の技術を導入した実証ほを県内3カ所(鹿角・由利・雄勝)に設置しています。
 令和6年6月26日に、由利地域振興局管内の実証ほを会場に栽培技術研修会を開催しました。
 由利地域では、排水対策(額縁明きょ+弾丸暗きょ施工)と適正施肥の実証を行っており、導入した栽培技術の実施状況や成果の途中経過を確認し、技術の普及と情報交換を行いました。
 
 
 研修会  そば圃場

       栽培技術研修会               ほ場の様子