令和3年7月13日(火)に、「守りたい秋田の里地里山50」認定地域の綱木沢地域で園児による農業体験が行われました。

 この活動は、次世代を担う子供たちに里地里山の美しい原風景のもとで、農業の楽しさや食の大切さなどを、直接的に「知って」「感じて」もらうことを趣旨とし、綱木沢地域でブルーベリーの他に、ブラックベリーやこはぜ、夏カボチャなど特色ある農業を行っている、「ことぶきベリー園」が主体となり企画し、開催したものです。

  今回のイベントはブルーベリーの収穫体験を同町の「幼保連携型認定こども園 こどもセンター(園児32名)」と交流を図りながら実施するというものでした。5月に苗の定植をした際は、天候が悪く説明のみとなってしまいましたが、今回は実際に触れ、収穫を体験することで園児たちは農業の楽しさを感じていました。

 

 県では、地域活動等により美しい景観が守られている地域を「守りたい秋田の里地里山50」に認定し、地域で行う保全・交流活動について、「秋田の里地里山を守り継ぐプロジェクト事業」により支援を行っております。

  里地里山地域は国土の保全や癒やし効果、生物多様性の保全など多面的な機能を有していますが、普段生活する中ではなかなか気づくことはありません。しかし、地域に直接来て、その地域の伝統文化や特産物等に触れ、また遊びや地域住民と交流を図ることにより、その大切さを知ることができます。
 県内の「守りたい秋田の里地里山50」認定地域では美しい景観に加え、各地域で特色ある農業や伝統文化等が引き継がれていますので、是非訪れてみてはいかがでしょうか?

 

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