カドミウム含有米の生産防止対策、流通防止対策について
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カドミウム濃度が0.4ppmを超えるコメは食品衛生法により流通させることができません。カドミウム含有米が発生するおそれがある地域の生産者の方々は次の対策を確実に実施してください。
生産防止対策(湛水管理または「あきたこまちR」の作付け)
- カドミウムを稲に吸収させないために、「あきたこまちR」以外の品種では、これまでどおり出穂期前後3週間の湛水管理を必ず実施してください。
- 「あきたこまちR」はカドミウムをほとんど吸収しないため湛水管理は不要です。通常の水管理(間断かん水)を行いましょう。
- J-クレジットの中干し延長に取り組む場合は、「あきたこまちR」を作付してください。
流通防止対策(出荷前の自主分析)
- 生産した米をJA・主食集荷商業協同組合加入業者以外の集荷業者や消費者へ直接販売する場合は、生産者自身の責任で出荷前にロット調査によるカドミウム分析を実施し、安全な米を販売してください。
- ロット調査の方法については、ロット調査の手引きを参考に実施してください。