令和2年8月26日(水)に、井川町寺沢綱木沢地域で園児による農業体験が行われました。

 この活動は、綱木沢地域で営農する「ことぶきベリー園」が主体となり企画した活動で、次世代を担う子供たちに里地里山の美しい原風景のもとで、農業の楽しさや食の大切さなどを、直接的に「知って」「感じて」もらうことを趣旨として開催しました。

  「守りたい秋田の里地里山50」認定地域の綱木沢地域では、ブラックベリーの他に、ブルーベリーやこはぜ、夏カボチャなど特色ある農業を行っておりますが、今回はブラックベリーの収穫を同町の「幼保連携型認定こども園 こどもセンター(園児32名)」と交流を図りながら実施しました。

 

 

 「守りたい秋田の里地里山50」認定地域で行う地域の保全・交流活動については、「秋田の里地里山を守り継ぐプロジェクト事業」により県が関係市町村や土地改良区等と連携し支援を行っております。

 

 里地里山地域は国土の保全や癒やし効果、生物多様性の保全など多面的な機能を有していますが、普段生活する中ではなかなか気づくことはありません。しかし、地域に直接来て、その地域の伝統文化や特産物等に触れ、また遊びや地域住民と交流を図ることにより、その大切さを知ることができます。
 県内の「守りたい秋田の里地里山50」認定地域では美しい景観に加え、各地域で特色ある農業や伝統文化等がありますので、是非訪れてみてはいかがでしょうか?