秋田県内のカントリーエレベーター(以下、CE)における令和6年度の集出荷コストについて実態調査を実施いたしました。現時点における秋田県内のCE運営コストの標準的な指標(県平均値)として、調査結果を以下のとおり公表いたします。

1. 集出荷コストの算出結果(県平均値)

〇 1tあたりの標準コスト: 19,248円/t
※本数値は、施設ごとの単純平均ではなく、県全体の総費用を総生産量で割った「加重平均」を採用しています。
 
【集計の基礎データ】
 •  対象期間:令和6年度実績
 •  調査対象CE数: 21施設
 •  生産量(玄米重)合計: 40,207 t
 •  事業費用合計: 773,886,549 円

2. 調査の概要

 •  調査対象: 秋田県内のCE(県北から県南まで主要な産地 21箇所)
 •  対象施設の規模: 貯蔵能力1,000t級の小規模施設から7,000t級の大規模施設まで
 •  対象費用: 運営コストを構成する主要項目
    労務費: 施設運営に係る直接・間接の人件費
    修理費: 設備の維持管理および修繕に要する費用
    電力費: 乾燥・搬送等の設備稼働に要するエネルギーコスト
         車両費: 集出荷に関連する車両の維持運用費用
    資材費: 運営に必要な消耗品及び資材調達費
         除雪費: 気象条件に対応するための維持管理費
         雑費: 上記項目に分類されない運営上の諸経費

3. 施設の運用実態や今後の課題検討

 • 低コスト運営を実現している大規模施設や高稼働率施設の運営ノウハウを県内で共有。
 • 施設利用率が50%を下回るような低稼働施設については、周辺施設との統廃合も含めた中長期的な整備を検討すること。
 • 突発的な修理費によるコスト増を平準化するため、計画的な点検・修繕を進めること。