雪原秋田県は12月から4月上旬まで雪が降り、一番寒い2月には街中でも2メートル以上雪が積もる豪雪地域です。数ヶ月も続く雪の世界は、地域の人々の生活とも深く関係しています。毎日の雪かきはもちろん、夜中になると大きな専門の車が道路の雪を綺麗にしていきます。その他、様々なイベントや人々の食生活に雪が大きく関わっています。

雪✖️お祭り
県内にはたくさんお祭りがありますが、その中でもかまくら祭が有名です。かまくらとは雪で作った家のようなもので、秋田県でも雪深い横手市で毎年2月に実施されているお祭りです。450年も前から実施されている行事で、中には水の神様を祀り、その年の安全祈願、五穀豊穣を祈ります。作り方は雪を積んで中を掘るというとてもシンプルなものですが、実際に作ってみると、雪をまっすぐ高く積むことはとても難しく、専門の職人が作っています。

雪✖️食
雪の降る日の気温は摂氏0度を下回りますが、雪の中はちょうど0度になります。この気温差を利用して、秋田県では雪の中に食材を入れることがあります。大根など根菜の貯蔵庫として活用したり、果物、お酒を雪の中に入れて熟成させることもあります。
動画は漬物を雪から取り出した時のものです。その日の気温はマイナス5度でしたが、雪のなかの樽は一切凍っていません。今は冷蔵庫を使ってものを冷やすことは簡単ですが、ちょうど0度をキープすることは難しく、今でも雪を活用している農家はたくさんあります。 

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