Akitaふるさと活力人養成セミナー 第5期 H25-26

秋田県では中山間地域土地改良施設等保全対策事業により、国際教養大学地域環境研究センター(センター長 熊谷嘉隆 教授)と、県農山村振興課が連携し、農山村地域が有する、自然・伝統・文化・人的資源を活かした地域ぐるみの活性化を担う人材の育成を目指して、「Akitaふるさと活力人(かつりょくびと)養成セミナー」を開催しています。

第1期(H17-18)、第2期(H19-20)、第3期(H21-22)、第4期(H23-24)に引き続き、第5期(H25-26)セミナーを開講中です。

第9回セミナー

  • 日時
    平成26年5月23日(金)
  • 場所
    国際教養大学 管理棟4階第二会議室

講義・ワークショップ 「効果的なPR戦略」

  • 10:00 ~ 15:00
  • 講師
    国際教養大学教授・図書館長
    勝又 美智雄

効果的なPR戦略

セミナーの内容

広報とは「お互いに有益な関係を作るための、戦略的コミュニケーションプロセス」であり、単なる宣伝ではなく、自ら(組織)と相手(世の中)との関係を考え、戦略・戦術的に組み立てることが必要である。

「ヒト・モノ・カネ」が地域を活性化する3要素とされていたが、「ヒト・モノ・チエ」に変化し、重要なのは「チエ」情報をつかんで効果的に演出するアイディアであるということを学んだ。
PR下手とされる秋田県民は、本当にそれが県民性によるものなのかを考え、講師の経験や知識をもとに、その県民性を生かしたPRについて考えた。

ワークショップでは、グループごとにPRする題材を設けてプレゼンを行った。限られた時間を有効に使い、いかに外部にアピールできるか、講師や他の受講生からアドバイスをもらいながら、グループ内で手法を考えた。

講義資料 「効果的なPP戦略」(PDF)

講義
「広報」とはなにか?
一方的な宣伝ではなく、双方向のコミュニケーション。
良い人間関係を築くためには「give and take」ではなく「give and give」。その人のために何ができるのか。
ワークショップ
グループでのワークショップの様子。
プロジェクトを考え、PRの方法を考えました。
プレゼン1
1回目のプレゼンの様子。
他のグループから意見をもらいながら、さらにグループで検討しました。
プレゼン2
2回目のプレゼンの様子。
図や、カラーを使いながら、相手に伝わる工夫をしました。
プレゼン3
限られた時間を有効に使って、効果的なPRを行うことの難しさを実感しました。
Passion
”Vision(構想)””Mission(理念)””Passion(情熱)”
特に大事なのは、MissionPassionを持って取り組めるか!

セミナーを受講した感想

  • 自分のためじゃなく、他人のためだからがんばれるというのは本当にそうだと思った。
  • シンプルに一瞬にして伝えることは難しいけど、過程を考えるのは楽しいです。
  • 自分がやろうとしているプロジェクトの参考になる部分がたくさんありました。