令和元年11月9日(土)、横手市のゲストハウス平源で「よこて建設女子会」が開催されました。

 今年で4回目を迎えたこの会は、建設業の女性技術者を増やすことを目的として、秋田県が主催し、平鹿建設業協会が実施しました。

 [105KB]

 横手清陵高校・湯沢翔北高校の女子生徒18名と、横手市内の建設会社に勤務する女性技術者8名、国土交通省・秋田県平鹿地域振興局・横手市役所に所属する土木関連の女性職員6名、計32名が参加しました。

 

 工事現場見学会の様子

 横手市消防署西分署建設工事現場(雄物川町)と、上溝川災害復旧工事現場(大森町)を見学させていただきました。女子トイレや専用の休憩室が設置されていたり、女性技術者が働きやすい環境づくりに努めていることがわかりました。

 [90KB]   [79KB]

 [85KB]   [76KB]

 

 意見交換会について

 本音トークや意見交換の場では、女子高校生が建設業に持つイメージや、気になることをあげてもらいました。「危なそう」「昇級や出世に男性との格差があるのでは」「育休後の復帰はしやすいのか」「今取得した方がいい資格は」などといった意見が出ました。

 これに対して、平鹿建設業協会からひとつずつていねいに回答がありました。女性技術者は人数が少ないので、とても大事にされているそうです。 

 [96KB]   [93KB]

  参加した高校生からは、「優しそうな人が多かった」「楽しそうに仕事をしていた」「女性専用スペースもあり、以前より働きやすいのではないか」「業界全体で建設業への就労を後押ししていると思った」という声がありました。

 今回、建設会社勤務の参加者の中には、高校3年間よこて建設女子会へ参加し、地元の建設会社に就職した方もいました。

 

 建設業の現場では、女性を受け入れる環境が整っていると感じました。この会を通して、建設業のイメージアップにつながったのではないかと思います。