気象災害の激甚化など、地球温暖化による気候変動が私たちの暮らしに影響を及ぼす中、県では、地球温暖化を防止するため、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。

 カーボンニュートラル社会を実現するためには、県民、事業者・団体、行政が一体となって、地球温暖化防止に向けた取り組みを進めていく必要があります。

 安全・安心な暮らしを確保し、秋田の豊かで美しい自然や生態系を守るため、皆さん一緒に取り組みましょう。

県の広報紙「あきたびじょん 2023年9・10月号」に、特集記事が掲載されました!
こちらのページ(コンテンツ番号 72008)もご覧ください。 

目次

※見出しをクリックすると、掲載箇所(ページ内のリンク先)へ移動します。

1 カーボンニュートラルとは?

2 地球温暖化による気候変動

秋田県における気温(年平均気温)の変化東北地方における雨の降り方の変化

3 将来予測される主な影響

農業生産への影響森林への影響健康への影響生物多様性への影響

4 温室効果ガスの排出状況

県内の温室効果ガスの排出状況(排出量全体の推移) / 県における部門別のCO2排出量(構成比)

5 第2次秋田県地球温暖化対策推進計画

6 地球温暖化防止に向けた県の主な取組

6-1-1 温室効果ガスの排出削減対策【家庭部門】

省エネ家電購入への支援(省エネ家電購入応援キャンペーン) / リフォームへの支援(令和5年度秋田県住宅リフォーム推進事業) /  啓発用パンフレット「DIYでつくる快適な秋田の住まい」 /  あきエコどんどんプロジェクト / プロスポーツとの連携による啓発(ゼロカーボン連携プロジェクト) / デコ活ACT NOW

6-1-2 温室効果ガスの排出削減対策【産業部門】

あきたゼロカーボンアクション宣言事業者向けオンラインセミナー(事業者応援!あきた省エネセミナー) / 事業者向けセミナー(あきた気候変動適応セミナー・カーボンクレジット活用セミナー)事業者向けセミナー(我が家の脱炭素化促進セミナー)我が社の脱炭素経営促進事業費補助金

6-2 再生可能エネルギーの導入

再生可能エネルギーの導入

6-3 脱炭素地域づくり

ストップ・ザ・温暖化あきた県民会議脱炭素先行地域秋田県地球温暖化防止活動推進センター  / 秋田県地球温暖化防止活動推進員森林による吸収 /カーボン・オフセット / カーボン・オフセットなどに使える「J-クレジット制度」紹介パンフレット

6-4 循環型社会の形成(廃棄物の発生抑制)

食品ロス削減に向けた取組 / マイボトル持参運動

6-5 環境教育・環境保全活動等

あきたエコフェス / 啓発用動画・パンフレット「できることからはじめよう みんなでストップ・ザ・温暖化あきた」 / 地球温暖化対策に関する啓発資器材の貸し出し環境教育器具類の貸し出し / あきた環境学習応援隊 / あきたクリーンパートナー / 環境あきた県民塾地域の環境活動支援(環境の達人の無料派遣) / 脱炭素社会を実現するアイディア実践コンテスト(ECOコン)

6-6 気候変動への適応

秋田県気候変動適応センター / 【再掲】事業者向けセミナー(あきた気候変動適応セミナー・カーボンクレジット活用セミナー)

 1 カーボンニュートラルとは?

画像:カーボンニュートラルの意味をテキストとイラストで簡潔に表している画像

 二酸化炭素(CO2)やメタンなど、地表からの熱を大気中に閉じ込め、地球を温室のように温める効果があるガスのことを、「温室効果ガス」といいます。

 温室効果ガスは、主に石油、石炭などの化石燃料を燃やすことによって排出され、電気を作る際にも、通常、大量の化石燃料が使用されます。そのため、日常生活において自動車(ガソリン車)や電気製品を使用することなども、多くの温室効果ガスを排出することにつながっています。

 一方、森林などには、温室効果ガスを吸収する機能があります。「カーボンニュートラル」とは、温室効果ガスの排出をできるだけ抑え、森林などで吸収する量を差し引き、排出量を実質ゼロにすることです。

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2 地球温暖化による気候変動

 画像:県の気温(年平均)の変化をイラスト化したテキストと矢印で簡潔に表している画像 出典:秋田地方気象台・仙台管区気象台「秋田県の気候変動(令和4年2月)」(公表データをもとに県が作成)

 秋田地方気象台・仙台管区気象台の資料によると、秋田県の気候変動の状況は次のとおりです。

詳しくは、気象庁のウェブサイト(ページ:日本の各地域における気候の変化)をご覧ください(※リンク先のページに、東北地方に関しては県別のリーフレットが掲載されています)。<別ウィンドウが開きます> 

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秋田県における気温(年平均気温)の変化

  • これまでの変化として、県の年平均気温は、100年当たり(1883年から2020年まで)で約1.5度上昇しています。
  • これからの変化として、県の年平均気温は、20世紀末(1980年から1999年まで)から21世紀末(2076年から2095年まで)までの約100年間で、パリ協定(2020年以降における気候変動問題に関する国際的な枠組み)の目標が達成された場合は約1.4度、追加的な緩和策をとらなかった場合は約4.6度気温が上昇すると予測されています。

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東北地方における雨の降り方の変化

  • これまでの変化として、バケツをひっくり返したような雨(1時間に30ミリメートル以上の雨)の回数が、約30年(1979年から2020年まで)で約1.9倍に増加しています。
  • これからの変化として、このような雨の回数は、20世紀末(1980年から1999年まで)から21世紀末(2076年から2095年まで)までの約100年間で、パリ協定の目標が達成された場合は約1.6倍、追加的な緩和策をとらなかった場合は約2.5倍に増加すると予測されています。
「2 地球温暖化による気候変動」に関する出典:秋田地方気象台・仙台管区気象台「秋田県の気候変動(令和4年2月)」(公表データを基に県が作成)

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3 将来予測される主な影響

農業生産への影響

米への影響

 水稲では、全国において高温による品質の低下等の影響が確認されているほか、一部の地域や、その他の地域でも極端な高温年においては、収量の減少が見られます。
 高温リスクを受けにくい(相対的に品質が高い)米の収量の変化を地域別に見た場合、収量の増加する地域(北日本や中部以西の中山間地域等)と、収量が減少する地域(関東・北陸以西の平野部等)の偏りが大きくなる可能性が挙げられています。

果樹の栽培適地の変化

 果樹では、りんごやぶどうの着色不良等が発生しています。温州みかんやりんごは、気候変動により栽培に有利な温度帯が北上すると予測されており、既存の主要産地が栽培適地ではなくなる可能性があります。
 ぶどう、もも、おうとう等については、既存の主要産地において高温による生育障害が発生することが想定されます。

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森林への影響

 人工林では、気温が現在より3度上昇すると、蒸散量が増加し、降水量の少ない地域でスギ人工林の生育が不適になる地域が増加する可能性が挙げらています。
 また、天然林では、冷温帯林の構成種の分布適域がより高緯度・高標高域に移動・減少する一方、暖温帯林の構成種の分布適域が拡大すると予測されています。

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健康への影響

 温暖化によって、蚊などの感染症媒介生物の分布が変化することや、水系感染症の発生数の増加が予想されています。
 また、熱波等による熱中症発生率が大きく増加すると予想されています。

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生物多様性への影響

 IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル の略)の第5次評価報告書では、気候変動によって、陸上と淡水に生息する動物や植物などの生物種の大部分について、絶滅のリスクが増えると予測されています。

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4 温室効果ガスの排出状況

県内の温室効果ガスの排出状況(排出量全体の推移)

 

 温室効果ガスは、具体的には、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、その他の物質のことをいいます。

 県の温室効果ガス排出量は、2020年度において911万トンとなり、2013年度(基準年)と比べて19.3パーセント減少しています。家庭や企業などの省エネの取り組みなどにより、県内での温室効果ガス排出量は着実に減っています。

 県では、2030年度に温室効果ガスの排出量をさらに710万9千トンに減らし、森林吸収量による190万トンを差し引くことにより、2013年度(基準年)と比べて54パーセント削減するとともに、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。

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県における部門別のCO2排出量(構成比)

 県における部門別のCO2排出量と構成比(2019年度)について、上位1番目から3番目までは次のとおりとなっています。

  1. 産業部門 220万6千トン(26.9パーセント)
  2. 家庭部門 173万3千トン(21.4パーセント)
  3. 運輸部門(マイカー含む) 173万3千トン(21.4パーセント)

 全国をまとめた統計と比べた場合、家庭部門が占める構成比が大きいのが特徴となっています。本県は寒冷地であることから、冬期間、暖房のために多くのエネルギーを使うことが影響しています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 41155)をご覧ください。

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5 第2次秋田県地球温暖化対策推進計画

 県では、カーボンニュートラルの実現に向けて地球温暖化対策や気候変動への適応をより強力に推進するため、2022年(令和4年)3月に「第2次秋田県地球温暖化対策推進計画」(改定版)を策定しました。

 この計画では、次の6本の柱で対策を展開しています。

  1. 温室効果ガスの排出削減対策【家庭部門・産業部門】
  2. 再生可能エネルギー等の導入
  3. 脱炭素地域づくり
  4. 循環型社会の形成
  5. 環境教育・環境保全活動等
  6. 気候変動への適応

 この計画は、次の法律や条例に基づく計画に位置付けています。

  • 地球温暖化対策の推進に関する法律(地球温暖化対策推進法)第21条第3項の規定による「地方公共団体実行計画」(区域施策編)
  • 秋田県地球温暖化対策推進条例第7条第1項の「地球温暖化対策推進計画」
  • 気候変動適応法第12条の「地域気候変動適応計画」

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 5571)をご覧ください。

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6 地球温暖化防止に向けた県の主な取り組み

 温暖化対策課では、家庭部門における普及啓発や、「ストップ・ザ・あきた県民会議」による県民、事業者・団体、行政の総参加による地球温暖化対策に取り組んでいます。

6-1-1 温室効果ガスの排出削減対策【家庭部門】

省エネ家電購入への支援(省エネ家電購入応援キャンペーン)

第2弾あきた省エネ家電購入応援キャンペーンチラシ表面

 県では、電気料金を含む物価の高騰を踏まえ、家庭におけるエネルギー及び購入費用負担の軽減と二酸化炭素排出量の削減を図るため、省エネ家電製品の購入を支援する「第2弾あきた省エネ家電購入応援キャンペーン」を実施しています。

詳しくは、こちらのページ(79484)をご覧ください。

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リフォームへの支援(令和6年度秋田県住宅リフォーム推進事業)

 子育て世帯や移住世帯が行う住宅のリフォームなどのほか、持ち家の断熱化・省エネ化のためのリフォームを対象に、工事費用の一部(断熱化・省エネ化のリフォームの場合は補助対象工事費の10パーセント)を補助します。
 受付期間は、令和7年3月14日(金曜日)までです。※予算がなくなり次第、終了します。

 詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 70655)をご覧ください。

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啓発用パンフレット「DIYでつくる快適な秋田の住まい」

 住宅の「窓」は熱の多くが流出する箇所でもあり、温室効果ガスの排出を抑える上で、それらへの対策は重要なポイントとなります。ちょっとした工夫で行える対策などを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

パンフレット

 画像:パンフレット「ディーアイワイでつくる快適な秋田の住まい 窓編」のおもて表紙の画像

「DIYでつくる快適な秋田の住まい 窓編」(PDF版)のダウンロードはこちらから [7112KB]

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 79410)をご覧ください。

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あきエコどんどんプロジェクト

画像:あきエコどんどんプロジェクトの概要をテキストやイラストで簡潔に表している画像

 「あきエコどんどんプロジェクト」は、スマートフォンのアプリを利用して、楽しく温暖化防止活動に参加できるシステムです。
 レジ袋の辞退やリサイクルボックスの利用、「てまえどり」などの環境にやさしい取り組み(エコアクション)を実践すると、CO2の削減量が分かり、賞品が当たるポイントも貯まります。
 皆さん、ぜひご参加ください。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 43208)をご覧ください。

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プロスポーツチームとの連携による啓発(ゼロカーボン連携プロジェクト)

画像:ロゴやテキストでゼロカーボン連携プロジェクトを表している画像

 脱炭素社会の実現に向けた意識醸成などを目的に、プロバスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」と連携し、「ゼロカーボンゲーム」やスマホアプリを活用したコラボ企画などを実施しています。
 2023-24シーズンのコラボ企画は終了しました 。

デコ活

 「デコ活」とは、国が進める「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称です。
 愛称の公募が行われ、令和5年7月に選定・発表されました。

詳しくは、環境省のウェブサイト(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)をご覧ください。<別ウインドウが開きます>

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ACT NOW(アクト ナウ)

 国連が、温室効果ガスの削減に向け、個人による気候変動対策をグローバルに呼び掛けるキャンペーンです。個人ができる次の10の行動(「家庭で節電する」「徒歩や自転車で移動する、または公共交通機関を利用する」など)を掲げ、実践することを推奨しています。

詳しくは、国際連合広報センターのウェブサイト(ページ:個人でできる10の行動)をご覧ください。<別ウインドウが開きます>

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6-1-2 温室効果ガスの排出削減対策【産業部門】

あきたゼロカーボンアクション宣言

 

 節電や再エネルギーの導入などを行う事業者・団体が「ゼロカーボンアクション宣言」を行い、県がその取り組みを登録して宣言書を交付の上、ウェブサイトなどで紹介します。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 71118)をご覧ください。 

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我が社の脱炭素経営促進事業費補助金

 県では、県内中小事業者が自社の事業活動の脱炭素化を進めるために、デジタル技術を活用した二酸化炭素排出量等を把握(見える化)する取組や、従業員等による脱炭素経営に関する基礎知識の習得を支援する取組に対して、補助金を交付します。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号79732)をご覧ください。

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事業者向けオンラインセミナー(事業者応援!あきた省エネセミナー)

 令和5年度「事業者応援!あきた省エネセミナー」は終了しました。

 画像:「事業者応援 あきた省エネセミナー」のチラシ

 令和5年11月20日(月曜日)から12月15日(金曜日)まで、県内の中小事業者向けに、省エネに関するオンラインセミナーを開催しました。

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事業者向けセミナー(あきた気候変動適応・カーボンクレジットセミナー) 

令和5年度「あきた気候変動適応・カーボンクレジットセミナー」は終了しました。

画像:あきた気候変動適応・カーボンクレジット活用セミナーのチラシ

 令和5年10月6日(金曜日)、県内事業者を対象に、気候変動に適応するためのリスクマネジメントとカーボンクレジットの活用に関するセミナーを開催しました。 

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事業者向けセミナー(我が家の脱炭素化促進セミナー)

 令和5年度「我が家の脱炭素化促進セミナー」は終了しました。

我が家の脱炭素化促進セミナーチラシ

 主に建築事業者を対象として、省エネ住宅提案のポイントや活用可能な補助金等に関するセミナーを開催しました。

詳しくはこちらのページ(コンテンツ番号 70169)をご覧ください。

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事業者向けセミナー(事業者応援!省エネ支援メニュー等に関するオンライン解説)

事業者応援!省エネ支援メニュー等に関するオンライン解説

 国、県、秋田市が行う省エネルギー支援や温暖化対策に関する令和6年度事業についてご紹介するオンライン解説をYoutubeで期間限定で限定公開しています。

詳しくはこちらのページ(コンテンツ番号 62547)をご覧ください。

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6-2 再生可能エネルギーの導入

再生可能エネルギーの導入

画像:再生可能エネルギーの導入 洋上風力等の導入を進めていること、2022年12月末において県における風力発電導入量は全国第2位であることをテキストとイラストで簡潔に表している画像 出典:一般社団法人日本風力発電協会ウェブサイト https://jwpa./infomation/6788/(公表データをもとに県が作成)

 豊富な森林資源を活用し、洋上風力発電等の再生可能エネルギーの導入を進めています。
 県の風力発電導入量(2022年12月末現在)は73.3万キロワットで、全国第2位の発電導入量です(出典:一般社団法人日本風力発電協会のウェブサイト[https://jwpa.jp/information/6788/])。

詳しくは、クリーンエネルギー産業振興課のページ(コンテンツ番号 7451)をご覧ください。

県営水力発電所

 県では、県営水力発電所を各地で運転しており、再生可能エネルギーによる電気を供給しています。

詳しくは、公営企業課のページ(コンテンツ番号 943)をご覧ください。

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6-3 脱炭素地域づくり

ストップ・ザ・温暖化あきた県民会議

 県では、県民、事業者・団体、行政が総参加で地球温暖化対策を推進していくため、「ストップ・ザ・温暖化あきた県民会議」(地球温暖化対策推進法第22条1項の「地方公共団体実行計画協議会」)を設置し、活動を行っています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 2388)をご覧ください

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脱炭素先行地域

画像:脱炭素先行地域(秋田市向浜地域) 秋田臨海処理センター(下水処理施設)を上空から写した写真とテキストで簡潔に表している画像 脱炭素地域とは、2050年に先駆けて2030年までに、民生部門の電力消費に伴うCO2排出量を実施ゼロにすることを目指す地域です。

 環境省は、こうした地域を全国で100か所選定する予定です。県内では、県と秋田市の共同事業、大潟村の事業の二つが選定されています。

 このうち、県では、秋田市向浜地域において秋田臨海処理センター(下水処理施設)を拠点に、太陽光や風力のほか、下水汚泥の処理工程で発生するガスを活用して発電し、同地域の複数の公共施設に電力を供給する計画を進めています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 64943)をご覧ください。

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秋田県地球温暖化防止活動推進センター

 県では、「認定特定非営利活動法人 環境あきた県民フォーラム」を、地球温暖化対策推進法第38条の「地域地球温暖化防止活動推進センター」として指定し、双方が連携して温暖化防止に関する普及啓発などに取り組んでいます。

詳しくは、秋田県地球温暖化防止活動推進センター(認定特定非営利活動法人 環境あきた県民フォーラム)のウェブサイトをご覧ください。<別ウインドウが開きます>

秋田県地球温暖化防止活動推進員

 県では、地球温暖化対策推進法第37条の規定に基づき、地域において地球温暖化対策に関する知識の普及などについてボランティアで活動を行っていただく方を「地球温暖化防止活動推進員」として委嘱し、地球温暖化防止活動推進センターと連携して活動を支援しています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号39308)をご覧ください。

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地球温暖化対策に関するセミナー

令和5年度の地球温暖化対策に関するセミナーは終了しました。

令和5年度地球温暖化対策に関するセミナーチラシ表紙

 セミナーの様子は、こちら(秋田県環境ポータルサイトあすも「秋田県気候変動適応センター」に移動します)をご覧ください。

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森林による吸収

画像:森林による吸収 県における再造林面積が昨年度より増え、今後も増やしていく目標をたてていることを、イラスト化したグラフとテキストで簡潔に表している画像

 豊富なエネルギー資源を活用し、県産材の利用・再造林を進めています。
 2022年度における県の再造林面積は561ヘクタールで、2021年(394ヘクタール)と比べて42パーセント増加しました。
 2025年度には、再造林面積を750ヘクタールにすることを目標にしています。

詳しくは、森林資源造成課のページ(コンテンツ番号 65222)をご覧ください。

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カーボン・オフセット

 オフセットとは、埋め合わせることや相殺することを意味します。「カーボンオフセット」とは、温室効果ガスの排出を可能な限り削減した上で、どうしても排出される分を、森林管理や省エネ設備の導入、再生可能エネルギーの利用などで温室効果ガスの削減を行った事業者・団体等と取引してオフセット(埋め合わせ・相殺)することをいいます。その際、取引できるよう価値化・発行されたものが「カーボン・クレジット」です。
 国(環境省、経済産業省、農林水産省)は、カーボン・オフセットを実施する枠組みとして「Jクレジット制度を運営しています。

詳しくは、環境省のウェブサイト(ページ:J-クレジット制度及びカーボン・オフセットについて)をご覧ください。<別ウインドウが開きます>

カーボン・オフセットなどに使える「J-クレジット制度」紹介パンフレット

カーボン・オフセットなどに使える「J-クレジット制度」紹介パンフレットの表紙

「秋田ではじめる 人に、地域に、地球にやさしいゼロカーボンアクション J-クレジット制度のご紹介」(PDF版)のダウンロードはこちらから [2517KB]

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 79408)をご覧ください。

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6-4 循環型社会の形成(廃棄物の発生抑制)

食品ロス削減に向けた取り組み

画像:てまえどりのポスター(テキストとイラストで食品ロス削減のために「てまえどり」を行うよう呼び掛ける内容)

 食品ロスの発生によって、食品の生産や製造、配送等に使ったエネルギーが無駄になり、処分のために新たなエネルギーが費やされます。100万トンの食品ロスを削減すれば、46万トンのCO2削減につながります。
 「てまえどり」や「食べきり」を心掛け、食品ロスをなくしましょう。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 63638)をご覧ください。

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マイボトル持参運動

 海洋プラスチックごみによる海の生態系への影響が、大きな問題となっています。
 県では、「マイボトル持参運動」を実施し、県民の皆さんや事業者の方々へ繰り返し使える水筒やタンブラーなどの使用を呼び掛けています。
 皆さん、ぜひご協力ください。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 54386)をご覧ください。

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6-5 環境教育・環境保全活動等

あきたエコフェス

 「第22回あきたエコフェス(ゼロカーボンと3Rで変わる未来)」は、令和6年10月12日(土曜日)・10月13日(日曜日)に開催される予定です。

  「あきたエコフェス」は、秋田の豊かな自然や省エネルギー・3R、再生可能エネルギーなどについて、大人も子どもも一緒に楽しみながら学習することを通じて、環境と経済の好循環で変わる秋田の姿を身近にイメージできる場として開催する環境イベントです。
 多くの参加企業・団体によるブースが出展され、さまざまなステージイベントなどが行われます。

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 啓発用動画・パンフレット「できることからはじめよう みんなでストップ・ザ・温暖化あきた」

 温暖化の状況や県の計画、普段の生活の中で実践できる取り組みなどを、動画やパンフレットで分かりやすく解説していますので、ご覧ください。

YouTube動画

画像:ユーチューブ動画(できることからはじめよう みんなでストップ・ザ・温暖化あきた)のサムネイル画像 クリックするとユーチューブの動画掲載ページに移動します。<別ウインドウが開きます>画像をクリックするとYouTubeの動画掲載ページに移動します。<別ウインドウが開きます>

地球温暖化対策に関する普及啓発パンフレット情報

パンフレット「できることからはじめよう みんなでストップ・ザ・温暖化あきた」のおもて表紙の画像

「できることからはじめよう♪みんなでストップ・ザ・温暖化あきた」(PDF版)のダウンロードはこちらから [8043KB]

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 78566)をご覧ください。

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地球温暖化対策に関する啓発資器材の貸し出し

 県では、地球温暖化対策に関する普及啓発パネルや映像を制作し、無償で貸出しを行っています。
 ぜひご活用ください。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 78707)をご覧ください。

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環境教育器具類の貸し出し

 県では、秋田県地球温暖化防止活動推進センターを通じて、環境教育・環境学習を行っている学校やこどもエコクラブ、その他の個人・団体に、観察・実験器具等の貸し出しを行っています。
 ぜひご活用ください。

秋田県地球温暖化防止活動推進センターの連絡先や取組については、こちらのページをご覧ください(別ウィンドが開きます)。

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あきた環境学習応援隊

 環境教育・環境学習用に、講師の派遣や施設見学の受け入れなどを行っている事業者・団体をご紹介しています。
 ぜひご活用ください。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 36470)をご覧ください。

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あきたクリーンパートナー

 環境美化(清掃)活動に取り組んでいる学校や町内会、企業、その他の団体を「あきたクリーンパートナー」として登録し、活動を紹介しています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 1661)をご覧ください。

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環境あきた県民塾

 令和5年度「環境あきた県民塾」は終了しました。

 令和6年度「環境あきた県民塾」は、県北地区で開講する予定です。

 県では、県民のみなさんが環境保全や地球温暖化対策に関する知識や技能を学ぶ機会として「環境あきた県民会議」を毎年開講しています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号4952)をご覧ください。

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地域の環境活動支援(「環境の達人」の無料派遣)

 県では、市町村、学校、住民団体などが主催する環境保全や地球温暖化対策に関する講演会や学習会などに、講師(環境の達人)を無料で派遣するサービスを提供しています。

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号78305)をご覧ください。

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脱炭素社会を実現するアイデア実践コンテスト(ECOコン)

 県では、大学生など若者を対象とした「脱炭素社会を実現するアイデア実践コンテスト(通称「ECOコン」)」を実施しています。

CO2削減に関するアイディア実践コンテストのチラシ

詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号72275)をご覧ください。

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6-6 気候変動への適応

秋田県気候変動適応センター

 県では、気候変動による影響や気候変動に適応するための情報の収集や整理、提供を行うため、県の温暖化対策課内に「秋田県気候変動適応センター」(気候変動適応法第13条の「地域気候変動変動適応センター」)を設置しています。

詳しくは、秋田県気候変動適応センターのウェブサイト(秋田県環境ポータルサイト「あすも」内に設置)をご覧ください。<別ウインドウが開きます>

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【再掲】事業者向けセミナー(あきた気候変動適応・カーボンクレジット活用セミナー)

 このセミナーは終了しました。

6-1-2に掲載していますので、こちらをご覧ください。

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 環境美化(清掃)活動に取り組んでいる学校や町内会、企業、その他の団体を「あきたクリーンパートナー」として登録し、活動を紹介しています。
 
(インデント→)詳しくは、こちらのページ(コンテンツ番号 1661)をご覧ください。