温室効果ガスの排出状況
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県内の温室効果ガスの排出状況(排出量全体の推移)
温室効果ガスは、具体的には、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、その他の物質のことをいいます。
県の温室効果ガス排出量は、2020年度において911万トンとなり、2013年度(基準年)と比べて19.3パーセント減少しています。家庭や企業などの省エネの取り組みなどにより、県内での温室効果ガス排出量は着実に減っています。
県では、2030年度に温室効果ガスの排出量をさらに710万9千トンに減らし、森林吸収量による190万トンを差し引くことにより、2013年度(基準年)と比べて54パーセント削減するとともに、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。
県における部門別のCO2排出量(構成比)
県における部門別のCO2排出量と構成比(2020年度)について、上位1番目から3番目までは次のとおりとなっています。
- 産業部門 220万6千トン(26.9パーセント)
- 家庭部門 173万3千トン(21.4パーセント)
- 運輸部門(マイカー含む) 173万3千トン(21.4パーセント)
全国をまとめた統計と比べた場合、家庭部門が占める構成比が大きいのが特徴となっています。本県は寒冷地であることから、冬期間、暖房のために多くのエネルギーを使うことが影響しています。