画像:県の気温(年平均)の変化をイラスト化したテキストと矢印で簡潔に表している画像 出典:秋田地方気象台・仙台管区気象台「秋田県の気候変動(令和4年2月)」(公表データをもとに県が作成)

 秋田地方気象台・仙台管区気象台の資料によると、秋田県の気候変動の状況は次のとおりです。

詳しくは、気象庁のウェブサイト(ページ:日本の各地域における気候の変化)をご覧ください(※リンク先のページに、東北地方に関しては県別のリーフレットが掲載されています)。<別ウィンドウが開きます> 

 

秋田県における気温(年平均気温)の変化

  • これまでの変化として、県の年平均気温は、100年当たり(1883年から2020年まで)で約1.5度上昇しています。
  • これからの変化として、県の年平均気温は、20世紀末(1980年から1999年まで)から21世紀末(2076年から2095年まで)までの約100年間で、パリ協定(2020年以降における気候変動問題に関する国際的な枠組み)の目標が達成された場合は約1.4度、追加的な緩和策をとらなかった場合は約4.6度気温が上昇すると予測されています。

 

東北地方における雨の降り方の変化

  • これまでの変化として、バケツをひっくり返したような雨(1時間に30ミリメートル以上の雨)の回数が、約30年(1979年から2020年まで)で約1.9倍に増加しています。
  • これからの変化として、このような雨の回数は、20世紀末(1980年から1999年まで)から21世紀末(2076年から2095年まで)までの約100年間で、パリ協定の目標が達成された場合は約1.6倍、追加的な緩和策をとらなかった場合は約2.5倍に増加すると予測されています。

「2 地球温暖化による気候変動」に関する出典:秋田地方気象台・仙台管区気象台「秋田県の気候変動(令和4年2月)」(公表データを基に県が作成)